駅レンタカー四国は、車検が切れた車両を42回にわたり客に貸し出していたことが明らかになりました。6月25日に、同社の高松営業所で借りた軽乗用車の客から車検切れの指摘があり、調査した結果、車検の有効期間が3月8日に満了していたことが判明。原因は整備会社からの案内が届いていたにもかかわらず、担当者の不注意で確認を怠ったためです。
その後、国土交通省は、問題があった車両について8月12日から21日まで使用禁止の処分を行いました。同社は今後、チェック体制の強化と再発防止策を講じるとしています。
公共の安全が守られなければ、どれだけの企業も信頼を得ることはできません。この事件は、単なる手続きミスで済まされるべきものではない。整備会社からの案内が届いていたにもかかわらず、担当者がその重要性を無視したことが問題の本質です。このような事態が続けば、企業の信頼は瞬時に崩れ、顧客の安全も損なわれます。
今後、このような事故を防ぐためには、まず第一に、車検管理システムのデジタル化を進め、担当者の確認作業を自動化することが求められます。さらに、車両の貸し出し前に強化されたチェック体制を導入し、定期的な監査を実施することが必要です。
最後に、事故発生時には迅速な対応と透明な情報開示を徹底し、信頼回復に努めるべきです。もし、社会全体でこのような管理体制を強化していけば、企業の信頼は長期的に確保できるでしょう。
ネットからのコメント
1、当然、自賠責が切れている期間もありましたよね。自賠責がついていないと任意保険が掛けてあっても保険会社は示談ができないハズ。深刻な人身事故が起きていたら大変な事になっていたと思います。
2、これで人身事故でもあったらドライバーがとんでもないことになるところでしたね。借りた人が気づい通報したみたいだけれど、これはしょうがない。42回は車借りても車検チェックしなかったってことかな。たぶん私もそちら側だと思う。借りるときはフロントガラスの車検シールはチェックするようにしようと思う。
3、もし事故を起こしてたら、強制保険が無効で任意保険も払ってもらえない恐れがあり、運転者が被害者に対して何千万の支払いを強いられる恐れがありそう。もちろん運転者はレンタカー会社に請求できるだろうけど一時的にせよその負担は運転者が持たないといけないからその時点で破産したり家を手放すなどの恐れもあるわけで…。
怖いですね。刑事的にも運転者は違法だけど、気付くのが難しいと判断されて起訴猶予してもらえる可能性もあるのかな。
4、駅レンタカー四国さんには整備管理者いなかったのかな?まぁ保有台数等で整備管理者いなくても良い場合はあるんだけど。しかし、貸出し車両の車検満了日失念するなんて考えられんわ。うちの会社もタクシー・福祉車両・貸切バス・レンタカーやってるけど、3ヵ月点検・車検・保険は命綱やから毎日目を通すけどね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/eeae048b095da72362f1489e77092c1c4d83d5e1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]