事件概要:宇都宮市内の小学校で、3月18日の授業中、4年生の担任教諭が宿題を期限前に終えていない児童8名を教室後方に机ごと逆向きに座らせ、約2時間授業への参加を禁止した。この授業は「将来の職業」に関する成果発表の場だったが、これらの児童は発表できないまま学年を終えた。ドリル宿題は複数の科目で、学年末までの修了を求められていた。担任教諭の行為は報告されておらず、保護者の指摘で発覚。市教委はこの措置が不適切であるとし、学校長を通じて担任教諭を厳重注意したほか、謝罪と再発防止に向けた対応を進めている。

コメント:特定の児童だけを長時間授業から除外し、成果発表の機会を奪うという指導は重大な問題を含んでいます。責任ある教育者としての役割を逸脱し、子どもたちの学びを制限してしまう行為は到底受容できません。宿題の未完了が理由であったとしても、期限前であればなおさら管理やフォローが不十分な証といえます。
教育の本質は個人差を尊重しつつ、参加の場を提供することです。今回の問題は、教育の目的を逸脱し、指導法としての欠陥を明白にしました。
根本的な改善には、①指導者への適切な研修実施、②学習進捗を共有しつつ適正なフォローアップを行う体制の構築、③公正な問題指摘が可能な第三者相談機関の設置が求められます。教育現場は、子どもたちへ公平な学ぶ場を提供するべきであり、指導者の裁量が子どもたちの未来を制約しない仕組みに転換する急務を感じます。この事件は、教職者と社会全体で教育の在り方を問い直すべき鏡となるでしょう。
ネットからのコメント
1、昔のように廊下に立たせたりも出来ない今の現状において、授業妨害しかしない、言う事をきかない児童に対して、どのように対応することが正解なのか。先生は大変だと思う。悪の枢軸である生徒を排除することもできず、良い環境を求めるなら健全な生徒が転校するしかない。世知辛い世の中です。せめて、悪い生徒を強制的に少人数クラスにさせることくらい学校に権限として与えるべきだ。
2、今回の対応はやり過ぎだったのかもしれませんが、ただ、もう少し詳しい経緯が分からないと、一方的に教師だけを責めるのも違う気がします。
実際、何度言っても宿題をやらない児童や、指導しても全く聞かないケースは今の学校現場では珍しくありません。昔のように厳しく叱ったり、強い指導をすればすぐ問題視される時代です。だからといって放置もできず、教師側もかなり難しい立場に置かれていると思います。もちろん、子どもの学習機会を奪う対応はよくありません。でも今の教育現場は、「厳しくすると批判される」「優しくすると学級が崩れる」という板挟み状態です。教師だけを悪者にするのではなく、学校・家庭・教育委員会も含めて、どう指導していくべきかを考える必要があると思います。
3、うちの子供の学校では、ある年、学校の方針で平日も宿題がなくなりました。理由は、宿題を出すと出来なかった子がそれがプレッシャーになり、学校に来なくなることがあるから。社会に出たら、提出期限のあるやらなればならないことなんて、たくさんあります。教育としてそれでいいのか?と思ってしまいました。発達障害や病気など特別なことがなければ、そのへんはご家庭できちんとやらせてくださいと親に言って、宿題は出すべきなのでは?とモヤモヤしました。
自主学習はやらせましたが、そのうち子供は、「自主勉もやってる子少ないのに、なんでうちはやらなきゃいけないの?」と言うようになりました。今は宿題が復活してホッとしています。でも、この件は提出期限より前の出来事ということなので、行き過ぎな対応だとは思いますが…。
4、身近に教員が居ますが、悪いことを注意すると逆に親からクレームが来ると言っていました。そんな親が子供の躾や生活力もつけられず、出来なかったことに対して「できていない」評価をすると学校が教えていないと言ってくるらしいです。ニュースの様に平等の教育が出来ていないことはやりすぎかと思いますが、期限に間に合っていないことに対して居残りで間に合わせる等は社会生活を学ばせるうえで良い手段だと思いますけどね。いい加減な親ほど言いたい事を言う、自分の責任ではない、教えてもらっていない等を簡単に言うのでこれからいろんなことを学ばなければならない子供たちが未熟なまま大人になってしまうと考えると、この先の日本に不安を覚えてしまいます。集団の中で社会生活の勉強でもある学校なので、国がもう少し学校に権力を持たせてもいいのではと思いますけどね。
義務教育ですし。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b71e81877cb05d549246e98ce37fa2376e31c000,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]