独立行政法人造幣局は2025年7月14日、Xで11年ぶりに1円玉を量産している動画を公開した。令和7年度の流通量は363.7億枚で、需要低下後も一定の利用が続く中、当初予定の2000万枚から6.6倍となる1億3200万枚を製造する計画に変更。原料には約132トン分のアルミニウムが必要となる。

キャッシュレス化が進む時代に、1円玉1億3200万枚の製造という事実は、日本の現金依存と通貨制度の難しさを映している。需要がある以上、単純に「時代遅れ」と切り捨てることはできないが、長期的な利用実態を見極めず、後追いで調整する仕組みには改善の余地がある。必要なのは、①硬貨利用のデータ分析をさらに高度化し製造計画の精度を上げること、②キャッシュレス化と現金利用の共存を前提にした通貨政策を整えること、③製造・回収コストを国民に分かりやすく公開することだ。
1円という小さな単位を守る姿勢は大切だが、数字だけを追う制度では未来の変化に対応できない。大切なのは硬貨を作ることではなく、社会に本当に必要な仕組みを作ることである。
ネットからのコメント
1、セルフレジをはじめとする、1円玉にも対応した自動精算機は、対面での支払いに比べて、利用しやすいですよね。対面で1円玉を含めて支払おうとすると、1円玉を手作業でお客さんも店員さんも間違いがないか数える必要があり、自動精算機よりも負担感があります。自動精算機ですと、数えるのを間違えても、お釣りで戻ってきますし、間違えないようにするという気持ちも、対面に比べて薄らいでしまうケースもあるかもしれません。(数えないまま、自動精算機に入れる方もおられるかもしれません。)そして、自動精算機での支払いが以前に比べて増えた結果、1円玉を含めた支払いがしやすくなり、1円玉が市中に流れやすくなったのでは?と思ったりします。キャッシュレス決済が普及、あるいは、衰退、というのは1円玉の増産には、あまり関係はないのでは?とも思います。
以上は、あくまでも、私の推測です。
2、確かに、かなりくたびれた1円硬貨を見かけることもあるな。聞いた話だけど、1円硬貨は製造コストが1円以上かかると。今だとアルミ原料や製造時のコスト増でさらに上がっているかもしれないが。「1円の価値のものを1円以上かけて作る」ってのは不思議というか、面白いなと。
3、日本はキャッシュレスで支払う店舗側の手数料が高く、小零細店舗にとっては顧客からの現金支払は利益として5%程度増えることになるので、現金支払がかなりありがたく、今見たいな高物価時は更に手助けになることになります。キャッシュレスで無駄な端末経費や手数料支払いが減ると年間数十万円から数百万円の利益増に繋がることになります。
4、金銭感覚を保持し続けるためにも1円でも大切にした方がいいと思う。キャッシュレスのせいで電車で移動するのにもいくら使っているのかさっぱり分からないから、どの程度コストが掛かるのかもすら分からなくなって、サービスの価値全体が見えにくくなってしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e992823781b7d7e520bcbf634579926aeb32b0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]