7月3日、文部科学省が「長期休業期間中等の学び・体験の充実について」の事務連絡を発出し、夏休み中の学校施設や社会教育施設の活用を教育委員会などに要請した。教員対応は基本想定されていないが、現場では安全管理や責任の所在への不安が拡大。都内PTAの試行では参加児童が6人にとどまるなど、運用面の課題も浮上している。

子どもの居場所づくりという目的自体は理解できる。しかし、現場への具体的な準備や説明が不足したまま「学校を活用すればよい」と進める姿勢には大きな問題がある。安全管理、不審者対策、事故時の責任、教職員への負担など、実際に運営する側のリスクを十分に検討しない政策は、理想論の押し付けに過ぎない。必要なのは、①自治体や専門団体による運営体制の整備、②安全管理責任と補償制度の明確化、③教員の業務外負担を防ぐ予算措置と人員確保である。
現場の善意に頼る仕組みは、結局また教育現場を疲弊させるだけだ。子どものためと言いながら、大人の都合で現場に負担を押し付ける社会であってはならない。守るべきは子どもの未来だけでなく、それを支える人たちの環境でもある。
ネットからのコメント
1、家庭の役割と学校の役割は区別する必要があると思う。「子どものため」と称して、何でも学校が担うのは無理があるんじゃないかな? 共働き世帯、核家族の増加により、夏休みに居場所がない子どもが増えているのは事実。 例えば親が子育てのための休暇をとりやすくするなど、学校が全てを担うのではなく、社会全体の課題として、解決していくべきだと思う。
2、私の友人が帰国子女ですが、学校の先生は契約以外の業務(部活や長期休暇の対応)をする時はバイト代をもらってやってたらしいです。やるかやらないかも先生次第で、収入を増やしたい先生はバイトする感じだったらしいです。その話が本当なら、日本の先生は給料のわりに負担が重いと思う。保護者に都合の良いコマでは無いはず。保護者も仕事が、生活が、と主張するが先生だって生活をしている。
保護者の負担を先生にはかけても良い風潮はそろそろ脱却した方が良いと思う。
3、教職員にとっては、本当に休養をとったり、家庭のことをしたりできる唯一の時間なんですよね。普段から休めるタイミングがあればいいですけど、子どもが登校してる時は無責任に休めないし、何より欠員が当たり前の現場ばかりだし。何も検証しないで、思いつきで業務を増やして、負担が増えていくばかり。しかも特別手当はなく時間外は無給。一般よりも給料もいいとは言えないし、だれがやりたいのか、こんな仕事。
4、教師だろうが保護者や地域住民対応だろうが、それに見合った報酬は必要だと思います。なぜか福祉や環境整備などに関することは無償で頑張らないといけない、みたいな空気になっていますが、無償で頑張るのは児童生徒の心構えだけです。大人はそんなふうに頑張ってはいけないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c2e84ce0b62cf795c0d1a275c93181a6b47f0f6f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]