19日午前1時ごろ、名古屋市中区栄5丁目で、12階建て集合住宅から男性が転落し、歩道を歩いていた20代位の女性を巻き込む事故が発生した。通行人が「女性の上に男性が落ちてきた」と119番通報。男性と女性はいずれも意識不明の重体で、警察が身元や詳しい状況を調査している。

高層住宅からの転落で無関係の歩行者まで巻き込み、2人が重体となった今回の事故は、偶然の不運だけで片付けてはならない。人が暮らす建物から危険が外へ及ぶ可能性がある以上、安全対策のあり方を改めて問う必要がある。問題の本質は、個人の行動だけでなく、建物管理や周辺環境の安全確保が十分だったのかという点にある。再発防止には、①高層住宅の転落防止設備や共用部の安全点検強化、②管理会社や所有者による定期的な危険箇所確認、③住民への相談体制や異常兆候への早期対応制度の整備が必要だ。
便利で快適な都市生活を支えるのは、見えない危険を放置しない責任感である。命の安全より管理の手間や費用を優先する社会であってはならない。安心して歩ける街こそ、本当に成熟した社会の証明だ。
ネットからのコメント
1、被害者に何の落ち度もない事故で、加害者に賠償能力がなければ、十分な補償を受けられないことがあります。こうしたケースで被害者や家族に大きな負担が残ることのないよう、被害者救済制度の充実を願います。
2、一昨年、横浜駅前でも飛び降りがあり、飛んだ女子高生と直撃を受けた女性が亡くなっています。4.50年位前に設計された高層の公団住宅は、落下物対策でひさし状の金属ネットが設置されています。救命士としての経験上、真下に落ちるケースよりも、建物から離れた所で倒れているケースが多いかもしれません。三角定規を立てるのと同じ。壁から30°の角度で進むとどんどん壁から離れていく。実際に13階からの飛び降りでは、壁から6m程の所で倒れていました。風向や風速と言った条件でも異なると思いますし、建築するための面積を考慮すると、あまりひさしや一階部分をせり出す設計って、高層になればなるほど意味がなくなるような気がします。
3、飛び降りる人に「下に人がいないかちゃんと確認しろ」なんて言えないし言ったところでそんなこと知ったこっちゃないだろうけど見ず知らずの人を巻き添えにしてしまうなんて酷すぎる。以前にも下を歩いていた人を巻き添えにしたケースがあったけど、いちいち上を気にして歩くわけにも行かないし、高層階から誰かが飛び降りたら防犯カメラと連動して非常ベルで階下にいる人たちにお知らせするとか出来ないのかな。飛び降りてからほんの数秒で落ちてしまうから現実問題として無理か。いずれにしても巻き添えになった人には相応の補償があるといいんだけど。
4、午前1時に人通りも少なそうではあるのに、よりによって巻き込まれるなんて。人が上から落ちてくるなんて普段思いもしないですしね。女性も自分に何が起こったかわからないままで意識不明になられているでしょうね。何故こんな目に遭わないといけないのか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7488bce2bb2705a286a387307cda17b2682d0f8c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]