4月中旬、札幌市大通公園で「背広散歩」というイベントが開催。参加者約40名は、多様なスタイルのスーツで装い、1km余りを行進。背景には、在宅勤務や軽装勤務の拡大によりスーツ市場が縮小し、魅力を再認識する機会が減少していることがある。イベントは紳士服業界が復興を目指して2023年に開始。SNSや国際見本市でも注目を集めており、スーツ文化の支持者を増やしている。既製服の売上は停滞気味だが、単価の高いオーダーメードスーツが人気を集めている。

スーツ文化復興を目指し、身近でありながら存在感を失いつつあるスーツに新たな価値を見いだすこうした活動に、ファッション以上の社会的意義がある。
スーツの「復権」を目指したこの動きは、個々のライフスタイルが多様化する現代の社会的変化を象徴しています。とはいえ、産業構造や気候の変動など外部要因によりスーツ人口が減少した事実を考慮すると、単なる懐古や業界の利益追求にとどまらない取り組みへの進化が求められるでしょう。
まず、スーツを歴史や文化として未来に伝える教育プログラムを充実させてはどうでしょうか。また、環境に優しい素材の開発や気候変動対応型スーツが商機となり得ます。さらに、デジタル時代に特化したスーツ専用コレクションのオンライン展示会なども検討すべきです。これら新たな提案を加えることで、背広散歩は個人の楽しみを超えた社会的価値を持つ活動へと進展する可能性があります。
スーツは単なる衣服ではなく、自信や誇り、そして品格を象徴します。この本質を現代風にアレンジすることができれば、失われつつあるスーツ文化を再び時代に適した形で根付かせることができるはずです。
ネットからのコメント
1、スーツは暑いです。夏場は正直、汗だくになります。ただ、それでもスーツが格好よく見えるのは、単なる仕事着ではなく、人の姿勢や輪郭を整える服だからだと思います。肩の線、ウエストの絞り、パンツの落ち方で、同じ人でも印象がかなり変わります。近代のスーツは、派手な装飾よりも、仕立て、清潔感、布地の質で品格を出す方向に発展してきました。
つまり、目立つ服ではなく、余計なものを削ってその人の佇まいを見せる服なのだと思います。毎日着る制服としてのスーツは減っても、大事な場面で自分を整える服としては残る気がします。便利さや快適さだけではなく、少し背筋が伸びる感覚も、服の持つ大事な力ではないでしょうか。
2、衣服における流行は巡り巡るから、そのうちスーツにネクタイがある程度復活する時が来ると思いますただ、昔のように皆が皆スーツという風には戻らないでしょう一つ言えることは、業界が売上目当てに作ろうとするブームは成功しないスーツ業界は焦らずじっくりと仕掛けるのが良いと思います
3、現在の日本の気候ではスーツを年間着るのは罰ゲームだから、時代や環境に合わせて変化する必要性があると思うけどね。真夏にスーツをきちっと着ようとするとエアコンを強くする必要もあるし環境的にもよろしくない。耐えれる汗かかない人は着ればいいが他人には勧めるものではないと思う
4、スーツ着る仕事してた時期があります…辛かったですね。夏は暑いし冬は寒い。しかもお金もかかる…良いことは私は一つもなかったです。
私服の仕事に戻って自由になり今は快適です。今の日本の季節にスーツって色々な面でそぐわないと思います。本当はスーツじゃなくてもいい会社とか業種っていっぱいありますよね…でもなんだかスーツ着ろみたいな変な空気というか流れがある。もっと自由になればみんな快適に仕事が出来るかと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/49315e4e130c798bf63431e295702d16c2def7be,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]