資生堂の希望退職者数が予想を上回った問題について次の手順で対応します。
資生堂は、経営危機への対策として昨年12月に国内子会社を含む希望退職募集を実施し、予想以上の257人が応募し、今年3月末に退職することになりました。当初200人前後を見込んでいたものの、勤続年数に応じた「特別加算金」支給措置などが要因で応募が増加。関連費用として約30億円が計上されました。資生堂は2025年12月期連結決算で過去最大520億円の赤字が予測され、これまで国内事業で約1500人、米国子会社で約300人の人員削減を行うなど、経営立て直しの中で事業規模の縮小を継続しています。

持続可能な経営を掲げる企業が、深刻な赤字予測に直面し、大規模な希望退職を余儀なくされる現状には大きな歪みが見られます。まず、経営判断の遅れが社員や事業に重大な影響を与えていることは否めません。
赤字の原因として、グローバル市場の競争激化や消費者ニーズの変化を捉え損なった肝心の戦略見直しが挙げられます。また、負担を押し付けられるのは現場の従業員であり、退職希望者が予想を上回った背景には不安定な雇用環境があるでしょう。
この問題の本質は、過剰な事業拡大や投資の失敗による経営の不透明さにあります。再発を防ぐためには、まず透明性のある経営方針を示すべきです。市場ニーズを詳細に研究し、製品開発の方向性を見直す。さらに社員の意見を吸い上げる仕組みを整え、現場の声を経営戦略に取り込みます。そして、雇用安定を中心とする補償策を強化し、退職者への配慮を徹底するべきです。
従業員やブランドの未来を守るには、企業の責任をしっかりと果たす姿勢が必要不可欠です。資生堂は再構築への道筋を明確にし、事業の有機的な進化を促すべきです。本来のエレガンスを取り戻せない限り、信頼失墜は避けられません。
ネットからのコメント
1、もう一度何で韓国コスメが売れていて中国では高級化粧品は売れないのかを考えた方が良い。確か魚がつくお名前の偉い方は中国は第二の本社です、とか言ってたようだが。
トップが間違った方針に舵を切ると大手企業でも倒産のリスクは十二分にある。
2、一昔前には資生堂の愛用者でした。口紅も5000円位で、ファンデーションも3000円位の物品を購入していましたが、今や“ちふれ”等の格安製品で間に合わせています。更にはコロナ禍でのマスク着用なので、外出時には殆ど口紅は使用しなくなりましので、やはり化粧品業界は斜陽産業になりつつあるのではないかと思います。
3、資生堂はなんとか踏みとどまっていたが、鐘紡などと同じように、やはりだめだったのか。これだけ国内で若い人の人口が減れば、需要がかなり減っている。海外に活路を見出していたが、最近は中国市場などでも厳しいのだろう。
4、希望退職を募った場合、優秀な社員から退職ケースが多いです。こうした人材の流出を考えると、今後の企業戦略にも少なくない影響を及ぼすでしょう。加えて、将来の人材採用にも関わってくる問題だと思われますので、就活生には非常に大きなニュースだと思います。もちろん、現在在籍している社員にとっても大きな問題です。
今後のライフプランを立てる上では大きな軌道修正をせざるを得ない、そんなニュースですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d918a9570abc30e65a56e5958501255b857be4bd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]