事件概要:米国とイスラエルがイラン攻撃を開始して1カ月が経過する中、トランプ大統領はNATO加盟国に対して支援を求めたが、主要加盟国の軍事協力拒否により説得に失敗。トランプ氏はNATOは役立たないとの批判を展開し、米国をNATOから脱退させる可能性を示唆。欧州首脳はロシアの利得を懸念しつつ、巻き込まれを回避する姿勢を表明。米議会は大統領の独断的脱退を法律で制約。米政府とNATOの緊張が国際関係に波紋を広げている。

コメント:米国がNATOからの脱退をほのめかす状況は、国際安全保障の根幹を揺るがす重大な危機である。その理由は単純で、NATOは第二次世界大戦後の「集団防衛」のシンボルであり、ロシアや中国の超大国への抑止力としての役割を果たしてきた。本件では米国の一方的行動が、同盟国の政治的・軍事的窮地を生む構造的欠陥を露呈している。
特に、イランへの攻撃への協力を拒否した欧州諸国に対するトランプ氏の批判は、「共同防衛」というNATOの理念そのものを揺るがしかねない。
現状改善には、まずトランプ政権が国際協調への姿勢を改めるべきだ。①単独行動に依存せず、同盟国との透明性ある合意形成を図る。②議会との連携を強化し、孤立的総司令官ではなく、民主主義に基づく外交の運営を堅持する。③欧州諸国とロシアの緊張が拡大しないよう、NATOの再構築を進めつつ公平な責務分担を明確化する。
国際協力は自己利益を超える価値が存在する。しかし、米国が脱退に踏み切れば、その価値が失われるだけでなく世界秩序も不安定化するだろう。我々は個々の国家利益のみならず、長期的な安全保障の恩恵に目を向けるべき時である。力ある慎重さが求められる。
ネットからのコメント
1、9.11の時にNATOはかなり貢献したはず。トランプは自分達に尽くして当たり前みたいになってる。ウクライナでもロシア寄り、イランは訳のわからない攻撃。発言内容も毎回意味さえわからない。この人を何とかしないと世界が危ない気がする。
2、湾岸戦争の時やアフガニスタンの時もNATOはアメリカに協力して戦ったのではないか!今回のイラン攻撃に関してはイランはイスラエル以外の他国に対して何も脅威を与えていない。イスラエルとの紛争に関しては他国が介入する事が難しい事情がある。
3、NATOは確かに軍事同盟ではあるものの、これは当時ソビエトと言う軍事的超大国の脅威に、ひとつの国では対抗できないためにつくられた組織であり、脅威に対する抑止力と互助的な意味合いを持つ組織です。だからNATO加盟国でないウクライナに侵略したロシアにNATOは軍事力を行使しない。これがNATO加盟国であれば、NATOは軍事力を行使してくるので、ロシアも手出しできない。こういう組織は防衛に使用されるものであり、これを他国に攻撃する目的に使用することは、即刻世界的な戦争へと発展する危険性があり、ましてNATOの承認も受けないままイランに勝手に攻撃したアメリカに同調することはできないし、そのアメリカが守ろうとしているイスラエルはNATO加盟国でもない。このようなことは中学生でもわかることなのに、それがわからないトランプはもう政治家として信用できない状態であると言っていいだろう。
4、ここまで来ると、問題はイランだけじゃなくて「同盟の崩れ方」だと思います。トランプがNATO離脱に言及し、欧州側も協力を拒否している状況は、これまで当たり前だった枠組みが機能しなくなりつつあるサインにも見えます。もし本当に北大西洋条約機構の結束が弱まれば、影響は中東にとどまらず、ヨーロッパやアジアの安全保障にも波及する可能性が高い。かなり歴史的な分岐点に近づいている印象です
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/875c935594b61f033595aa833747320492bd562c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]