2023年9月21日、日本維新の会の代表である吉村洋文氏がTV番組「ひるおび」に出演し、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏と議員定数削減について議論を交わしました。維新と自民党が提案する法案は衆院で過半数の支持を得る見込みがなく、吉村氏は他党が反対する場合の合意形成の難しさを認めましたが、「成立させる」と強調し、努力不足は納得できないと述べました。
この態度に対し、田﨑氏は「成立しない場合」の連立離脱の有無を問い続けましたが、吉村氏は一貫して実現する姿勢を示しました。結果、具体的な解決策や連立離脱には直接触れられず、議会ルールに基づく議論の進行が強調されるにとどまりました。
吉村氏の議員定数削減に対する熱意は理解できるが、この議論には深刻な問題が潜んでいる。まず、日本の政治において合意形成を欠いた進行は、結果として有権者の不信を招く可能性が高い。一方で吉村氏が提案する定数削減は、効率的な議会運営を目的としたものではあるが、議論の浅さと具体性の欠如は制度的欠陥を露呈させる。本質的には、日本の政治システムそのものが、少数派の意見を適切に反映できないという問題を抱えている。この状況を打破するためには、合意形成のプロセスを透明化する、議員定数以外の改革案を検討する、多様な意見を反映する議会制度の導入が求められる。
我々は、このような改革なしでは、真の政治参加が達成されないことを認識し、制度の変革を求めるべきである。議員という公共の職に就く者には、真摯にこの変革を追求する責任と覚悟が求められるのである。
ネットからのコメント
1、田崎史郎は自分の予想がことごとく外れたために、何とか吉村代表の弱点を突こうとしている。本当に無駄なオールドメディアの象徴。数が足りないのを集めるのが政治。その執念がなければ、高市氏の自民党総裁、総理大臣の就任はなかった。
2、やってもいないことを今から出来なかったらと言う言い方をする人はいないと思います。やれなかったらその時は自民党に連立で約束したことを全うしてもらうために解散総選挙をすると言う打診をします!ってことですよね。その時は連立ではないので、大阪・関西地区の小選挙はバチバチやりますよ!って言うくらいの覚悟ということだと思います。
3、この押し問答で田崎さんを責めるのは酷。その前に吉村さんが「(数が足りてないから)成立できないかも」と言っているわけで、じゃあ(維新は努力したけれども他政党の賛成がなくて)成立しなかったらどーするの?」と聞いている。
なんでもオールドメディアがーとか言って批判ばかりせずに、ネットでも賛否両意見あるのが健全だよねー
4、田崎さんの疑問は当たり前のこと。吉村さんがセンターピンとして『50議席の削減が臨時国会で出来ないなら連立はしない』と豪語していたが、結局は「成立を目指す=成立をやらない」という合意文書にサインをしたことに驚いた。この記事の内容を見る限りは、臨時国会で議員削減が実現できなくても、連立からは離脱しないということ。連立する時には「臨時国会で成立しないなら連立しない」と明言していた吉村さんですから、離脱する意思があれば、はっきり「離脱する」と明言するでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/051d56f47658834960396148889d9c5dd873c15c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]