日本維新の会の吉村洋文代表が、21日にTBS系「ひるおび」に生出演し、自民党との連立合意書に記された議員定数削減案を巡る国民民主党・玉木雄一郎代表の発言の変化に対する不満を表明した。吉村氏は衆院の約1割にあたる50議席を比例から削減する方針を示しており、玉木氏も番組で「臨時国会の冒頭で賛成します」と約束していた。しかし、20日に発表された合意文書では、「一割を目標に衆議院議員定数を削減するため、令和七年臨時国会内において議員立法案を提出し、成立を目指す」との弱めの表現が記され、玉木氏は「後退した」と指摘。
吉村氏はこれに対し「すぐ変わりますね」と皮肉を述べ、双方の合意が困難であることを示唆した。
吉村代表の不満は理解できる。議員定数削減は行政効率や国民の負担軽減に直結する重要な課題である。それだけに合意文書があいまいな表現に落ち着いたことは、多くの人々にとって失望をもたらしたことであろう。まずは政治家自身が確固たる姿勢で公約を貫徹する努力をすることが必要であり、これは選挙制度の信頼を維持し、国民の政治への参加意識を向上させるためにも不可欠である。結果として政治家の発言と行動が一致しない状態では、市民の信頼が揺らぐ恐れがある。解決策として、1)議会での合意文書の内容を具体的にするよう求めること、2)削減案の社会的意義を再確認し広く説明することで支持を得ること、3)タイムラインと達成基準を明確にし、段階的に評価する仕組みを導入することが挙げられる。
これらの策を通じて、政治は透明性と実効性を取り戻し、市民との信頼を築けるだろう。
ネットからのコメント
1、玉木さんのブレブレの姿勢には本当にがっかりさせられる去年はまだ自公連立時の予算編成で年収の壁突破が大きく期待されたが、維新が高校無償化で予算案に賛成したため、どちらかというと国民民社が可哀そうという空気だった、だが今回は民主党の首班指名候補と言われて心が揺れてしまって判断を誤った国民は国民民主党の政策への期待が大きかったと思うが、いまの玉木さんを総理にしてはいけないとも強く思わせてしまった
2、玉木さん、根っこが立憲なんでしょうね。外野で責任のない立場ではいくらでもいいことは発言できます。今回の一連の件では本当に残念な気持ちになりました。24議席で総理大臣になるだなんて二度と発言しないでほしい。あなたには難しいんだとわかりました。
3、こんなふうに「外野席」から文句を言うだけだからダメなんですよ、玉木さん。自分から責任を持って積極的に動こうという気概がまったく感じられない。国民民主党、そのうち消えてなくなるのでは?
4、玉木氏もコロコロ変わる人なので維新のように党が消滅するリスクを負うかもしれないが、日本を良くしたいというような決断が出来るようには感じない。ただ期待していたが、今回の一連の優柔不断さだと、とても日本を託すこともできないし、もし連立を組んで財務大臣なんて高市政権のアキレス腱になりかねないところだった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e98da3a8df5de0ae421d31998e6601928c6f96e9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]