事件概要
2025年、年収3,000万円・資産1億円超の50代男性経営者が、高級車「アルファード」を残価設定ローン(残クレ)で購入した事例が紹介された。現金一括購入が可能な立場でありながら、節税や資金効率を重視し、社用車として経費計上できる残クレを活用。年利5〜7%での資産運用も視野に入れている。残クレは、初期費用や月々の支払いを抑えられる反面、金利や残価精算リスク、維持費への配慮が必要な仕組みだ。
コメント
残価設定ローンという仕組みが、知識と資金のある者には「投資ツール」として機能し、知識のない者には「借金地獄の入り口」となる現状は、金融リテラシーの格差が生み出す新たな階層社会の縮図だ。資産1億円のエリートが、節税・資産運用を目的に“あえて”残クレを使いこなすのは戦略だが、それを見た一般層が「自分もできる」と誤認し、維持費や走行制限、残価精算の落とし穴にはまりかねない。問題の本質は、この仕組みが“節約”の顔をしながら、実は“割高”な借金である点にある。①金利を含めた総支払額の明確な表示義務②ライフスタイルごとの適正シミュレーションを含む義務的説明制度③不適合者への契約制限ルール――こうした仕組み改革が必要だ。リテラシーの高い人だけが得をし、知識の乏しい人が搾取される社会では、公平な選択などあり得ない。
借金で夢を買う時代を、知る者の責任で止めねばならない。
ネットからのコメント
1、残クレを経費にしても経費処理はローンとほぼ一緒です。また、お金持ちほど無駄な借金を嫌うので車みたいな資産になりにくい消耗品は一括購入しますね。そんなものにローン枠を使うなら、事業や投資の為に銀行からお金を借りる余力を残しておきたいからです。また、お金持ちほど金利の恐ろしさを理解しています。残クレを組んで利息を払いながら投資をする、ではなく、事業や投資で稼いだ金で車を一括購入して経費にする、の方が余計な借景せずにはるかに合理的ですからね。経費の為に残クレなど謎の行動はしません。まぁ、理屈をこねくり回して一般人に分かり辛く記事を作らないと残クレを擁護できないんでしょうね・・・残クレを使うと結局誰が得をするかをシンプルに考えれば分かると思いますが。
2、残クレ擁護の悪質な創作記事が増えてますね。上手く投資を行っている資産家ほどいかに残クレが無駄なものか理解しているため利用しません。お金がある人は、一括購入せずにお金を運用に回す、のではなく投資で得た利益で車を一括購入します。
お金がある人は、借りた車を制限付きで乗らなければならない、そんな方法をわざわざ選択じせん。
3、お金を持ってる人の残クレなんて何も問題ありません。潤沢な資金でディーラーを潤わせてあげてください。身の丈に合わない、お金のない人が残クレを使っているから話題の残クレなんですよ。残クレを正当化する前に、お金のない若者が残クレを利用する現実を記事にした方が、みんなの為にもなるし、いい記事になると思います。
4、また作り話?仮に本物の社長だとしたら車なんか会社の経費で買うだろ。一般人とは違う。一般人が残クレで買ってたのは、コロナ禍を通じて車のリセールが上がったからだよ。クルマの供給不足で納期が数年みたいな状態になって、アルヴェルも3年程度で売りに出すと新車価格よりも高い値段で売れることが続いてた。だから、金もない様なやつでも無理してアルヴェル買って乗ってる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d904af7fd953126505d7c6662a21c49c96538833,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]