岡村隆史が7日深夜放送のラジオ番組「ナインティナインのオールナイトニッポン」で、夏の甲子園における猛暑を懸念した。5日から開催されている甲子園では、選手の安全を考慮して午前の部と夕方の部の2部制が初めて導入され、6日目まで実施される。岡村は「昼間に試合をしていないことに気づかなかったが、昼間の試合は危険だから」と述べ、夏に甲子園を開催する意味について疑問を呈した。
選手ファーストを考えると、夏でなくても良いのではないかとも語りつつ、受験のタイミングや甲子園の伝統にも触れ、複雑な思いを抱えていることを明かした。相方の矢部浩之も同様に、現在は屋外で昼間に行うスポーツが避けられている現状に共感を示した。
岡村の懸念に対して、まず最初に浮かぶのは、この時期に行われる甲子園が非常に過酷であるという現実だ。猛暑の中で行われる大会は、選手の体調を崩すリスクが高く、特に体力的に未熟な若者たちにとって命に関わる問題となり得る。しかし、この問題は単なる現場の問題にとどまらず、制度的な欠陥を指摘する必要がある。甲子園の時期が夏である理由は、受験に絡む選手の進学スケジュールや、長年の伝統に根差している部分があるが、今やそのシステムは時代遅れと言えるだろう。
まずは試合時期を見直し、夏以外でも実施可能な環境を整備すべきだ。
例えば、秋や春に開催されるようにシフトし、より涼しい時期での競技を可能にすることが考えられる。次に、選手の健康管理を強化し、体調不良時の即時対応ができる体制を整えるべきだ。また、長時間にわたる試合を避けるため、試合時間を短縮するか、休憩時間を増やすことも重要だ。
甲子園は若者たちにとって夢の舞台だが、命を危険にさらしてまでその伝統を守ることは無意味だ。選手たちの未来を守るため、今こそ根本的な改革を進めるべきだろう。
ネットからのコメント
1、今『大会』をしてる選手も大変だと思うけど、予選敗退して次の秋季大会に向けてスタートし始めてるチームは、この酷暑の中で『練習』をしてますよね。ほかの競技でも秋冬の大会に向けて夏が一番の追い込みだったりすることもある。『大会』だけ見てちゃダメなんだよね。夏にやる意味はないからと秋季大会にしたところで、やっぱり夏には練習があるわけですし、練習も含めて考えると『夏』だからという条件で対処するのは難しそう。だから、『昼間』は暑すぎるからと朝夕の2部制を試してみたりしてるわけでしょう。
2、学業との絡みで、大きな休みじゃないと授業の出席に影響がある。冬休みにやらないのは、サッカーは有酸素運動で走り続けるから寒くても体温は保てるが、野球は瞬間パワーを要する筋力メインのスポーツなので、寒さは堪える。それと投手が寒さで指がかじかむと、投球に影響が大きくコントロールを乱す。野球は寒いのは、向いてないスポーツなんですよね。
3、球児の体調を懸念する気持ちはわかるけど甲子園は阪神タイガースが所有しててタイガースだって繁忙期の時期に会社の収益を賄えるのをアマチュア野球発展の為に寄り添ってあげてるんだからそこはタイガースに感謝しないといけないよね。何なら高校球児全員がプロに行けるわけじゃないんだしプロの球場で大観衆の中で好きな野球できるのは球児にとって生涯の財産になるんだから。
4、高校野球は甲子園でやるだけではないまず地区予選があります野球に限らずサッカー、ラグビー、陸上競技など屋外競技は夏もやってますよ岡村さんもサッカーやってたんでしょ?テレビの甲子園でしか野球を見ない人は選手が可哀想だと言いますが、予選なんて甲子園の様にベンチにクーラーなど有りません甲子園に出て来る高校はそこで少なくとも4戦以上は勝ち上がって来てるんですもう少し勉強してから発言してください
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e34ab2fa7c451f390619e696034798d2523e449b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]