自民党内で次期総裁選挙を見据えた動きが活発化している。党派閥の裏金事件を背景に旧派閥が解散するも、表向き「政策集団」を名乗る複数の新グループが立ち上がり、参院含む党内の結束を強化。麻生派は衆院選後に約4割増の60人に拡大し、他にも「次世代国土強靭化勉強会」など若手主体のグループが増加。一方で、参院では石井幹事長が主導する「自民参議院クラブ」が40人以上の所属を誇る。首相はこうした「派閥再結集」と捉えられる動きに警戒を強めており、総裁選をにらんだ党内の権力闘争が加速する状況だ。

党派閥の形が変わりながらも存続し、自民党内に「政策集団」としての名目を持つ動きが広がっている現状は、政党としての透明性や健全性に重大な疑問を残します。過去の派閥政治がもたらした弊害は、国民への説明責任の欠如と、派閥内力学による政策の歪みでした。
今回の「疑似派閥」復活は、これらの問題を再燃させる危険性があります。
まず第一に、旧来の派閥が政策決定において個々の議員の意見を抑圧し、「数」を背景に国会運営を左右する事例が繰り返される可能性があります。派閥での力学が優先されることで、政策が国民目線よりも派閥内事情で決定されるリスクがあるのです。
次に、現状維持を改善するには以下の具体策が必要です。(1)すべての政策集団の活動を透明化し、会合記録や議論内容を公開する義務の設置、(2)党内での派閥活動を抑制する倫理規定の厳格化、(3)総裁選における推薦人確保プロセスの透明性向上です。これらを実行することで、党内権力闘争が政策の妨げにならないよう努めるべきです。
本来、政党の目的は国民の生活をより良くする政策をつくり、実現することにあります。数の論理や内部闘争に目を奪われず、その原則を再確認することこそが、信頼回復への第一歩です。現状の延長線上にあるのは、国民の信頼を裏切り続ける政治であり、それは決して容認できるものではありません。
ネットからのコメント
1、次の総裁選って、聞いて呆れるな。半年前に新しい総裁を選んだばかり。それに公約も全然実現していないし。それを早く確実に効果が出る形で進めていくことが一番大事でしょう。それもろくに出来ていない段階で、もう次のリーダーをめぐる覇権争いって自民は何を考えているのか。圧倒的な議席を手に入れながら、政治でなく政局争いに走っている現状を恥じてほしい。国民の生活苦解消を託されている立場なんだから。
2、自由民主党は、以前から派閥があり、いわゆる派閥政治を行ってきた。大福三角中なる派閥はもう昔日の幻か。否、それらは名を変え品を変えて生き延びてきた。岸田さんが裏金問題の解消を図って、派閥解散を言ったが、もう数年後には表面に出てきた。地表の草を刈り取ったが、地下茎はしっかり残っていたのだ。そりゃそうだろう、政治家は志を有する者、同じような考えを持つ者、肌合いの馴染む者同士が群れるのは必然だ。自由民主党は一枚岩ではない、ということは念頭に置いとくべきだ。
3、2年半先の総裁選の話題か・・。その前に食料品消費税ゼロや石油対策、AIサイバー対策、やるべきことは山ほどあるだろうに。
参議院議長を更迭できるよう党則を変える話もあるようだし、内閣人事局を使って財務事務次官を更迭する見せしめ案もあるようだ。消費税ゼロにするレジ改修は1日で出来ると言い出したメーカーもあるし。国民の支持がある今、やるべきことをやらないと、逡巡する時間は無い。今までと違う自民党を見せてくれないとまた混沌に逆戻り。
4、派閥の何が問題であったか。それは派閥自体が集金マシーンと化し、カネの流れが不透明となっていた点である。そうであるならカネ回りがなければと、派閥に回帰する流れは不自然とはいえない。しかし、岸田政権のもとで派閥を一度解散したものの再度グループ化を進めるあたりは、さすがの自民党。喉元過ぎれば熱さを忘れるの典型例である。自民党自体がこのような歴史を繰り返してきたのであるから、反省というよりそのポーズだけであったというのが自然である。派閥は時の総理総裁の選出への影響力を持ちうる。この類いの政治手法を否定するものではない。しかしそこにあるのが権力闘争などで、有権者の利益を考慮したものであるとはとても思えない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8a68a732c717e324b79a014fe59b57fbdb46078e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]