東京都都市部住宅街でのデータセンター(DC)建設は住民との摩擦を生んでいる。日野市では、自動車工場跡地に高さ50~70メートルのDC3棟建設計画が進められ、近隣住民が日照や騒音、圧迫感を懸念し、署名運動に約7600人が参加。他地区でも同様の問題が起こり訴訟に発展する例もある。国内に222か所あるDCは法整備不十分で、工場ではなく「事務所」として扱われ住宅街に建設可能。地域との共生を求める指針や補助制度が整備されつつあるが、強制力がなく、外資系企業との対話不足も問題視されている。

都市部住宅街でのデータセンター建設は社会インフラとしての重要性を認めつつも、多くの住民に不安と負担を強いています。この現状は異常と言わざるを得ません。建築基準法が適切に規制を設けないまま、住宅街に圧迫感を与える巨大施設が進出することは、住民の生活環境や地域文化を著しく損ないます。
外資系を含む事業者が対話を怠り、住民の声を聞かない姿勢を続ける限り、地域社会の摩擦は深化していくでしょう。
問題の本質は規制の欠如と透明性の低さにあります。DCを「事務所」として扱う法的枠組みは現実にそぐわず、情報開示しない企業が住民への説明責任を果たさないことで不信が広がるのは当然です。また、国際競争力維持を理由に、住民の権利や地域環境を後回しにする風潮が横行しています。
解決策としては、①建築基準法にDC専用の規定を追加し立地の制限を設けること、②事業者に情報開示や透明性を義務付け、違反時には罰則を科すこと、③事業計画の早期段階で住民参加型意見交換の場を設けることが必要です。そして、外資系企業にも日本の法律を遵守させる仕組みを作らねばなりません。
住民の安全と平穏さを犠牲にして社会基盤を拡大することが本当に「先進的」と言えるのでしょうか。これらの欠陥を解消することで、技術革新と地域社会が真に共生する未来が拓けるはずです。
ネットからのコメント
1、データセンターは排熱も騒音もほとんどないです。
排気口の近くに行けば気になるでしょうが、道を挟んだ隣くらいになればオフィスビルと同じです。重要施設がある地域ともなれば、計画停電の時にも優遇されるでしょう。これから日本はエネルギー危機ですから、誘致したほうが得ですよ。
2、自動車工場よりはどの点でもマシな気がするけど違うんだろうか。ショッピングモールよりもマシな気がするけど、ショッピングモールだったら文句言わなさそうな気がする。データセンターで働く人は平均より高給取りだから、近隣に住んでくれたらメリットありそうだけど。
3、データセンターが建設されることのデメリットってなんなんだろうか?よほどタワマンが建つ方がその地域での急な(特に子供たち)の人口増で小中学校のプレハブ仮設校舎化とか駅の混雑等、デメリットが多いと思うが。。建築中のトラック通行等の増加は何が建つにせよ一緒と想定されるが単に気持ち悪いということだけで法律に準拠した建設にブーブー言ってるのかな?いずれにせよ本当にデータセンターが建つのがいやなら、自分の住む場所の用途地域の指定を確認して自分が望む建物しか建たないようなところに移るとかしたらいいのではないか?と思う。
4、日野自動車工場の跡地ですね。自動車工場だっていろいろとあったんでは? 広大な跡地に何ができたら住民は納得するの?少なくとも雇用は生まれるし、税収も増える。これと言った大企業がない日野市は万年赤字。昨年まで財政非常事態宣言出していたぐらい。日野自動車の業績悪化による工場閉鎖も影響しているんだから、その跡地にはそれに匹敵するようなものを誘致しなければならないでしょう。多摩地区だと府中市やら調布、武蔵野市は財政が非常に潤沢。複数の大企業や繁華街などからの税収があるから黒字になっている。住民はその辺りはどういう考えなんだろうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2456c9f717353525e877aae3d75f9d6de7a0f44f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]