7月12日、北海道南部の福島町で新聞配達員がヒグマに襲われ死亡した。この事件を受け、町と道の担当部署には約120件の意見が殺到。これらのほとんどは道外からのもので、内容は暴言や職員への誹謗中傷が多かった。例えば、「お前らどんだけバカなんだ」や「仕事しないなら退職しなさい」といったもの。これにより、電話やメール対応のために業務に支障をきたし、福島町では1日20件の電話がかかり、1件あたり20分から30分の対応が必要だった。
地元住民は駆除に感謝している一方で、専門家は行政に対し、住民の安全とヒグマの保全のために毅然とした対応を求めている。
今回のヒグマ駆除を巡る一連の反応には、感情的な過剰反応が見受けられる。クマによる命の危険に直面した地域住民が、命を守るために行動した行政の対応を評価すべきであるにも関わらず、遠方からの非建設的な意見が業務を圧迫し、関係者を困惑させているのは非常に異常だ。行政としては、住民の安全と自然環境の調和を目指し、冷静で効果的な対応を続けるべきであり、こうした状況に対する理解を深めることが重要だ。徹底した情報提供と適切なコミュニケーションを通じて、無用な誤解を避けることが求められる。過剰な批判には屈せず、確かな対策を着実に進めていくべきである。
ネットからのコメント
1、クマに限らずシカなど他の動物も増えているようですが、クマ以外では人間に重傷を負わせたり、人命を奪ったりするケースが稀な為、その駆除が報道されることは殆どありません。
例えばエゾシカは年間10万頭が駆除されていますが苦情は殺到しません。一部の愛護の方々は、動物の種類別にどれだけの数が駆除されているか全体像を客観的に捉えることなく、人間に危害を加えた動物の駆除をたまたまニュースとして目にした時にのみ反応して抗議電話をかけているのではないでしょうか? ベジタリアンでもないのに駆除に反対する人達の中には「家畜の命は奪っても良いが野生動物の命は奪ってはならない。」「同じ野生動物でも魚介類は捕殺して良い。」等といった矛盾した線引きをする人達がいますが、それは結局のところ自分達の思惑に合致させる為、人類と他の動物の間に線を引く代わりにクマと他の動物の間に線を引くように改変しているに過ぎない気がします。
2、こういう行為をする方に対して、はっきり言えば良い。『分かりました。ではあなたの住所氏名を教えてください。今後、捕獲した熊は殺さず、あなたの住所へ送りますね。もしくはこちらまで取りに来てください。これからはあなたが大切に保護してくださいね。』被害が出ているから対策しているのに、文句を言うなら、文句を言う人に熊の保護をしてもらおう。
3、相手にするから調子に乗る。トップが毅然とした対応を明確にして全部ガチャ切りか自動音声に転送する仕組みにすればいい。
4、今は会社や施設などは非通知は受けないし、音声案内で〇〇の用件は何番を等アナウンスし、クレームで仕事に支障をきたすなら録音している事や暴言、度を超えたクレームには法的対応致します。とでも流した方がいいかも。私は人が安心安全に暮らす為にはクレームがあっても駆除は必要だと思う。駆除した事を公表しなくてもいいのではないか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/99d67e2c8ddca82aec86bf2923bdd59279435035,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]