コメ価格の動向が注目される中、5キロあたり平均3796円まで下がってきた。その背景には、2025年産米の作付け増加による生産量の1割増、民間在庫率の過去最高(39~40%)、高価格が引き起こした「コメ離れ」が挙げられる。需要を上回る供給量(最大56万トン)が価格の下落を加速している。農林水産省は、2023年3月に消費見通しを下方修正。不安定な市場構造が映し出される一方、低価格傾向の維持が予測されている。

コメ市場の現状は、日本の農業政策と需要予測の不安定さを露呈しています。まず、2025年産米の作付け増加による供給過剰は明らかに需給管理の失敗を物語っています。生産量の1割増を見込む一方で、需要の低迷を見逃した結果が、過去最高の在庫率と価格急落へと繋がりました。
「令和の米騒動」以降、短期的な収益を狙った高値取引が、結果的に消費者の「コメ離れ」を促進する逆効果を招いたのです。
本質的な問題は、需給バランスを支える長期的視点と市場調整の欠如です。これを解消するためには、①生産計画の精度向上と需給データの迅速な共有、②余剰米を活用する輸出市場の拡大、③価格安定策としての公共買取や備蓄制度の柔軟化が急務でしょう。
私たちの食文化を支える「米」の価値が、経済の犠牲になってはなりません。価格の低下が一見歓迎される一方で、農家の経済的困難や政策の不備を放置することは、産業全体の活力を失わせます。今こそ、持続可能な農業政策の再構築が求められています。
ネットからのコメント
1、2年前は5Kg1980円で普通に米は売られていました。米の高騰は中間業者の価格つり上げによるものと判明しています。昨年は国民が苦しむ中、中間業者は、過去最高収益を上げたのだから、今回は赤字でもコメの放出をしてもらいましょう。国民から搾取したお金を返してもらいましょう。国民は少し米が安くなったからと言って米を買ってはいけません。
ここは少し我慢しましょう。米で苦しむ国民から搾取しようとする中間業者に加担してはいけません。いままさに米の値下げチキンレースが始まっています。税込み2500円以下になるまで我慢することが重要です。
2、まだ家にお米はあるのですが、値段の推移が気になって、スーパーへ行くたびに売り場を見るようになりました。もちろん銘柄によって差はあると思いますが、2025年産の単一原料米でも、安い店では税抜2980円前後、一方で特別高級路線というわけではない都内の大手チェーンでは4000円近い価格のものもあり、店による差がかなり大きいと感じます。そんな普段高めのお店でも、特定銘柄だけ3000円前後で売られることがあって、「4キロではないのか?」「ブレンド米ではないのか?」など確認してもそういうわけではなく、在庫が積み上がる前に、業者側がかなり価格を下げて動かしているのかなとも感じました。これから新米シーズンに向けて、価格がどう推移していくのか引き続き注目しています。
3、例えばフィリピン米価格は10キロで1600円だから日本の米価格は約5倍。
卵価格は日本とほぼ同じ。日本の米価格は高過ぎる。政治無策としか言い様が無い。政府は関税を引き下げ消費者が外国の安い米も買える様にすべきだね。自由競争と選択の自由は必要。参考までに言っておくがタイ米も変わらないと思うし、東南アジアの米が別に不味い訳でもない。
4、関税撤廃して買う側にももっと選択肢があるようにすべきだ。現状は需要減少で僅かに下がってるとはいえ売り手側が決めた高い価格のものしか選択肢がないというのは改善されるべき。収入上がって余力が大きくなった人も多いだろうがマクロ制度により年金生活者はその逆なんだしそういう消費者にも配慮があるべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f757754af73c81ab5a33babac92a1758b8c1eb91,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]