高市首相が14日、ロンドンの英首相府でスターマー英首相と会談し、日英関係の深化を目指して意見を交換しました。高市首相は「英国は準同盟国とも言える重要な同志国だ」と述べ、経済安全保障や防衛、先端技術分野での協力強化に意欲を示しました。一方で、スターマー首相も投資やエネルギー分野での対話を歓迎する姿勢を表明。来たるG7サミット(15~17日開催)を控え、エネルギー安全保障や重要鉱物の供給網強化など、具体的な提案について話し合いが行われたとされています。

日本と英国が経済・安全保障パートナーシップを深化させる狙いは評価されますが、特にエネルギーや重要鉱物分野における具体策はまだ模索段階にあると見られます。このような国際的連携強化は時代の要請として前向きに受け止められますが、重要なのは成果が具体化し、実際に国民にとって利益になる形で実現することです。
政策や枠組みを構想することは大切ですが、その効用が現れるまでには時間がかかるもの。政治の責任は、ビジョンを示すだけでなく、その効果を着実に結果へと導いていく力強い実行力にかかっています。
ネットからのコメント
1、スターマー首相は中国と距離が近いことで知られている。中枢に近い位置に中国大使館を設置したのは有名な話。先の外遊では、4日間ほど中国に滞在し、おまけ程度に日本に立ち寄った。英国は昔から二枚舌外交がお家芸であり、ニコニコしていても信用せず、注意深く関わっていく必要があるだろう。
2、スターマー首相は就任時こそ労働党による政治の変化に期待されていましたが、結局何の政治的ビジョンも持たず、旧来の政治を変えるどころか悪化させていると見做されており、期待に応えられなかった首相として遠からず失脚の可能性があります。(イギリスでは過去7年で5人首相が変わっています)その兆候として直近の地方選挙で労働党は右派のリフォームUKに大敗を喫しており、反移民、反グローバリズムが今後の政治における主流となる可能性が高まっています。
日本もリフォームUKには見習うべき点が多いと思います。
3、英国を見ていると、「移民を増やせば成長できる」という単純な話は幻想だったのかもしれません。労働力不足を補うために移民を受け入れる。しかし人が増えれば住宅、医療、教育、インフラの需要も増える。すると今度は、それらを支える人手が足りなくなり、また移民を受け入れる。まるで「移民の無限ループ」です。今後の見どころは、移民を増やしたことではなく、その無限ループから英国がどう抜け出すのかでしょう。日本も将来同じ課題に直面する可能性がありますから、成功しても失敗しても参考にさせてもらいたいですね。
4、日本が提案しているレアメタルの共同備蓄ってG7の中で日本だけがすでにやっている得意分野なんです。半導体や電気自動車に欠かせないレアメタルは約7割を中国が握っていて、いつ輸出を止められるか分からないリスクがあります。そこで日本は国内でずっとやってきた、もしもの時のための備蓄のノウハウをG7の国々に教えてみんなで協力して備えようと持ちかけています。
つまり、ただ仲良くしようという話ではなく日本がうちのやり方を教えるから、みんなで中国の規制に対抗しようとリーダーシップを握りに行っているのが今回の会談なんです。資源がない日本だからこそ、こうした守りの知恵を外交の強い武器にしているのはすごく上手な戦略だと思いました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ac7deeb51385d4a11c347c83aaf8bbe5192d5015,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]