中国軍の東部戦区は、2025年に台湾を包囲した軍事演習「正義使命」を開始しました。演習は日本時間で30日午前9時から午後7時まで行われ、台湾海峡や台湾本島周辺の5区域で実弾射撃を伴う重要軍事演習を実施しました。駆逐艦、戦闘機、無人機が海空域での訓練に参加し、制空権の確保を目指しています。中国外務省は、米国が台湾に武器を売却したことが戦争危機を引き起こしていると示唆しました。

台湾側も、中国の演習が衝突リスクを高めていると非難しました。演習により台湾発着の国際線857便、旅客10万人以上に影響が生じる見通しです。

この事態に関するコメント：

台湾海峡での中国軍による大規模軍事演習は、地域の緊張を著しく高めるものであり、この異常な現状は国際社会にとって憂慮すべきです。中国の行動は、周辺諸国の安全保障に対する直接的な脅威となっており、武力での領土拡張を容認することはできません。背景には、台湾の武装化に伴う中国国内の覇権主義があると考えられます。しかし、軍事力でなく外交による解決が必要です。まず、地域内での対話の促進が重要です。次に、国際社会が一致団結して平和的に介入し、互いの主張を慎重に評価すべきです。最後に、緊張を緩和するためには、中国と台湾の双方が一歩譲歩し、長期的な平和的共存への道を模索する必要があります。

この状況は単なる地域問題ではなく、世界の安定に関わるものとして認識され、解決に向けた国際的な努力が求められます。

ネットからのコメント

1、武器を買おうと買うまいと、ずっと脅され続けているではないか。昨今の世界情勢からも、このままいけば本当に攻め込まれる可能性が高い。武器を買おうとするのは当たり前。何もしないで攻め込まれた時と、それなりに準備しておいて攻め込まれるのでは、外国からの援護も変わってくる。日本ももっともっと軍備を増強していないといけない。

2、中国軍が台湾を包囲するように軍事演習しているのは、国際社会の観点からしますと、決して容認されることも正当化されることもありません。他国への軍事的挑発を厭わない中国をはじめ、ウクライナへ一方的に侵攻したロシアという常任理事国が、国連安保理を機能不全に陥れたということを認識する必要があるのではないかと思います。

「外部勢力による武装化が戦争危機に」さらに「外務省高官が背景に米国の武器売却があると示唆」とは、要するに、「自分の行動を正当化し、その結果に伴う責任については他人に転嫁している」と言っても過言ではなさそうです。要するに、高市総理の「台湾有事」に関する国会答弁で、日本への軍事的、経済的な挑発を加速させているという事実を見るだけでも明らかです。中国は国際社会から「孤立化」へと突き進んでいるということを認識するべきです。

3、中国は、台湾を占領することで失うものも多いと思う。世界の多くの国々を敵に回してまで小さな島国を奪い取るより、近隣の国々とうまくお付き合いして調和を選び取ったほうが信頼されるし、国益にかなうと思う。

4、これまで何回も台湾包囲して軍事訓練やミサイル発射訓練もやってきた。しかし、今までは日本の大手メディアが報道しなかっただけ。今回は報道するんだな。米国の武器輸出もそうだが、高市さんが原因とか言いたい左派メディアもいるだろうね。そもそも台湾だけじゃなく、日本のすぐ近くで敵性国家が軍事演習をしているわけだが、どう考えても、おかしいでしょ。