ロシアで広範な燃料危機が発生している。ウクライナのドローン攻撃がロシアの製油所を標的にした結果、国内のガソリン生産量は需要を約20%下回っており、83地域のほぼすべてで供給の混乱が報告されている。6月21日にはクリミアで非常事態宣言が発令され、燃料販売が全面禁止。危機は全国に拡大し、東部のイルクーツク州やザバイカル地方などで高度警戒態勢が敷かれる状態に至った。プーチン大統領はテレビインタビューで状況を軽微と述べつつ、防空システム生産の迅速化を最優先とする方針を示した。一方、市民は給油制限や長時間待機の影響を受け、緊張が増大。専門家は、危機の持続性とウクライナの攻撃強化がロシアの石油産業の限界を招いていると警告する。

ロシアの燃料不足が示すのは、深刻な制度的欠陥と政治の脆弱さだ。政府が供給安定を優先すべき状況にもかかわらず、軍事的対応に従事するあまり、国内への配慮が欠けている。
まず、公共輸送の利用促進や燃料分配の公平性を確保する行政的措置が急務である。また、民間の製油能力強化を支援するため、税制優遇や国内資源の調整を行う必要がある。さらに、国民の情報共有を徹底し、市民の不安を軽減するコミュニケーション戦略展開が求められる。こうした政策を怠れば、インフレの進行や民間の生活水準低下が一層加速し、国民の支持を失うリスクは避けられないだろう。
国家運営において、安定した生活基盤が壊れることは指導者の最も避けるべき失態だ。軍事優先の判断がその代償として国民の忍耐を失わせるなら、政治的仕組みそのものが再考を迫られるべきだ。
ネットからのコメント
1、ウクライナがこの戦略をとっている限り、ロシア国内は持たない。それだけロシアの防空システムが稼働していないのではないのだろうか。このエネルギー施設を狙った攻撃を成功させるにはロシアの防空システムをまず潰す。幾らロシアの防空システムが優秀だろうとドローンの群れの前には追いつかない。そして軍需工場を狙った攻撃。防空システムのミサイル自体を作らせない為に。
これでウクライナのエネルギー施設への攻撃が可能になったのかとは思う。そして決めてはやはりG7での会合だろう。その辺りからこの戦略をウクライナが取れるようになった。一方でロシアに戦略などあるのか?という程に無作為にウクライナの首都への攻撃だけ。ロシアの首都にまで燃料がという事は地方都市では酷い有り様だろう。というか早く捕まればいいプーチン。
2、ウクライナの技術革新で、ロシア本土東方までドローン攻撃が可能となった。製油所だけでなく、軍事基地や兵器工場などもターゲットにしており、少しづつロシア側のダメージは広がっている。一方で、ロシアのキーウ攻撃なども激しさを増しているが、時間が経てば徐々にロシアは苦しくなるだろう。原油、兵器、戦闘機などが少しづつ被害を受けており、これらの影響はじわじわと経済、世論などにも広がっていく。また、ロシアはこの戦争の影響で、中央アジア諸国の離反や、アサドやマドゥロ氏などの親露政権の崩壊、フィンランドやスウェーデンのNATO加盟など、様々な負の効果を被っている。
今後、戦況が長引けば長引くほど損失は広がっていくだろう。ロシア国民も、こういう状況をよく認識すべきだし、他国を侵略するという愚行を1日も早く止めるべきだろう。
3、既にウクライナ戦争は5年目に入り、第一次大戦を超える期間戦っていながらいつ終わるのかも分からず、プーチン政権は泥沼にひたすら戦費と国民の命を投じ続けている始末です。これが典型的な「国を傾かせる愚行」なのはプーチン氏やその側近たちも分かっていないはずがないですが、それでも突き進むしかないのが「歴史は繰り返す」というあまりに有名な格言を示しています、
4、ロシアの燃料危機がほぼ全土に広がる事態であれば・・ウクライナの戦略が大きく奏功した結果だと感じます。。ミサイル攻撃中心の戦術を覆したウクライナ軍の新しい戦闘方式が軍事大国を揺るがしている事実には・・『小国であるが故の知恵』とも感じる部分があり素直に感心させられました。。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/efb26f02ce42fd906535b1d704f16527062c538b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]