全国で認知症による行方不明者が増加しており、2024年には認知症が原因の行方不明件数が全体の2割を占め、約1万8121人に達しました。1日平均約50人が行方不明となる深刻な状況です。静岡県沼津市や東京都あきる野市では軽度の認知症を持つ高齢者が家族の目を離れた隙に消息を絶っています。家族の懸命な捜索にもかかわらず、多くの場合手がかりが得られない状況が続いています。また鳥取県米子市では59歳の若年性認知症患者が行方不明になり、家族が「認知症行方不明者家族支援者連絡会」の設立を目指すなど、個人からの取り組みも出始めています。この問題は社会全体において早急な対応が求められます。

認知症の行方不明問題において感じるのは、対策の不足と支援体制の遅れです。毎日約50人が消息を絶ち、その家族が心を痛め続けている現状に社会が充分に応えられているとは言えません。
例えば、GPSタグや位置確認サービスの普及推進は個々に努力されていますが、それが全国の家庭に届く仕組みがまだ不完全です。また行方不明時の早期対応を教育する警察や地域のシステムも、より強化されるべきでしょう。さらに、認知症予兆を見逃さないための啓発活動や、家族が安心して相談できる全国規模の窓口設立も不可欠です。この現実を改善せず、行方不明者家族の苦しみを放置することは社会的責任の放棄と言えます。人々が安心して生きられる社会を取り戻すためにも、国と地域が密に連携し、早急な対応と施策の実施を求める必要があります。認知症問題を「家族に任せる」のではなく、社会全体で抱えるべき課題であると再認識することが必要です。
ネットからのコメント
1、介護職利用者様で徘徊する人が3人いました。夜に徘徊して転んで両腕を骨折、もう1人の方は、隣町まで歩いて保護されました。もう1人の方は、靴にGPSを埋め込んでいますが、靴を脱いでしまう事が多いです。ご家族の方は、本当に疲れきっています。徘徊する人は、ご家族も大変でしょうが、洋服、下着、靴下とかに名前や生年月日だけでも書いておくのも万が一の為に手掛かりになると思います。
2、認知症の多くをしめるアルツハイマー型は人格が保たれていることが多いが、家族からすると顔や名前を忘れられたり間違われたり、物をとられたと言われたり同じことを何度も言われたりと、分かっていても精神的にきて辛く当たってしまうこともあり後から自己嫌悪になったりと、家族にとって残酷な病気とも言われている。でも何の病気でも言えるが、なりたくてなったわけではない。認知症になると「自分が1番戻りたかった時、印象が強かった時」に戻るとも言われている。家から出てしまう方々は、「ここは私のいる場所じゃないから心地良いあの場所に帰らないと」ともうないかもしれない場所へ行こうとされるのでしょうかね。でも気持ちは分かります。行きたい場所へ行こうと考えることは当たり前ですものね。
3、私の知り合いの方も、出かけた先でトイレへ行くと言い、そのままいなくなりました。軽度の認知症だったらしいけれど、しっかり意識がある時も多かったはず。半年ほど経ちましたがいまだに見つかりません。こういう行方不明になった方達はどこへ行ってしまったのでしょうか。
4、探すの大変なんですよ。たまたま住んでるところが大阪の此花区(三方向を海と川に囲まれてる)で、認知症の父は過去勤めていた港の工場付近に無意識に行ってしまう事が分かっているのでギリギリ探せます。東の方角に行かれると手の打ちようがありません。昼間はわりと自力で帰って来ますが、日が暮れるとダメですね。考えると電飾照明とか町の灯りほど変わりやすいものは無いんだなと。父の頭の中では昭和の頃の町の風景を探しているようです。昔仕事終わりで一杯ひっかけて帰ってた既に存在しない店を探してるのかも知れません。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6f190b3d2a5eb3d81b57eb08c29655a6ef6f77e1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]