2019年9月、山梨県のキャンプ場で小学1年生の小倉美咲ちゃん(当時7歳)が行方不明となった事件で、母・とも子さんは長年にわたりSNSやネット掲示板で悪質な誹謗中傷を受け続けてきた。「募金詐欺」や「人身売買」といったデマに苦しめられ、家族も巻き込まれた。特に「霊媒師」を名乗る野上幸雄による荒唐無稽な発信は、刑事裁判で名誉毀損罪が認められ、執行猶予付きの有罪判決が下されたものの、野上は反省のないまま2023年に死去。とも子さんは民事訴訟を継続する中で、家族や社会のために戦い続ける意志を語りつつ、精神的苦痛と戦う日々を送っている。

人間の卑劣さと現行制度の不備が露呈した許しがたい事例です。とも子さんが6年間も一方的な誹謗中傷に苦しんだ背景には、インターネット上の匿名性と誤った正義感を掲げる者たちの暴走が大きく影響しています。
特に野上幸雄という一個人の暴走により、家族の生活が破壊されただけでなく、彼の死によっても責任追及が困難になる現状は、法の盲点を突かれる形となっています。

核心的な問題として、ネットでの誹謗中傷に対する責任追及や被害者保護のための制度が不十分であることが挙げられます。名誉毀損罪が賠償命令制度の対象外となっている点や、発信者情報の開示手続きの煩雑さは、被害者にさらなる負担を強いています。さらに、死亡後も相続人を巻き込まざるを得ない状況は、遺族を傷つける結果にも繋がりかねません。

こうした問題に対する解決策として、以下を提案します:
名誉毀損罪や侮辱罪を賠償命令制度の対象に含める法改正。
被害者が声を上げることで社会の闇が明るみに出ている一方で、制度が追いつかずに傷が深まる現状は、切迫した問題です。このようなケースを許し続ける社会と、その被害に立ち向かうとも子さんの姿とでは、圧倒的な価値観の差が浮き彫りになります。一刻も早い制度改革により、誹謗中傷が許されない社会を築くことが急務です。



ネットからのコメント
1、記事を読んでここまで悪質でも執行猶予が4年つくのかというのが驚きだ。閲覧数を稼ぐためだか何だか知らないが今のネット社会のなかでデマを流されるということが被害者にどれだけ回復し難いダメージを与えるのか司法は考えてもみてほしい。仮に裁判で勝っても割に合わないといったことが常々言われるがそれは量刑がおかしいということだ。そういう状態が長年放置されるのは立法府や司法の怠慢でしかない。
2、かつて、オウム真理教が地下鉄サリン事件の前にも起こした松本サリン事件に於いて、奥さんが後々も重度の後遺症となってしまったのに、メディアから大々的と言っても過言ではないぐらい犯人扱いとなった河野さんの話から、結局 日本の社会全体が何の教訓にもして来なかった事の表れのように印象付けられます。
3、大きなニュースでしたもんね。
当時私も初動のお母さんの動きをすごく批判する記事を目にして、自分ならSNS上げるかな?とか少し疑問に思ったのは事実でした。しかし、お母さんは連日カメラの前で訴えて探し続ける姿を見て母親なら自分を犠牲にしても何とかしたい!って気持ちになるよ、って共感と応援の気持ちでいっぱいになりましたよ。こういう奴らはどんな相手だろうと誹謗中傷するんですよね、だからこそ絶対許してはいけませんね。
4、悪質な誹謗中傷に対して開示請求しようとすると高額な費用がかかり、弁護士費用もかかり、勝ったとてその費用を取り戻せるかはわからない被害者側の負担が大きすぎる悪質な投稿に対しては運営側に責任が発生するようにしたらもう少し真剣に対応してくれるんではないかと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f390ba582b493583a0f666d1a0ab3c2a60621709,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]