赤沢亮正経済産業相は、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に関連して、東京都小笠原村南鳥島での文献調査実施を発表した。調査は処分地選定の第一段階であり、文献やデータを用いて地層の適性を確認する。この調査は、これまで北海道の寿都町と神恵内村、佐賀県玄海町で行われ、今回の小笠原村は全国で4例目となる。経産省幹部が同村を訪れ、渋谷村長に申し入れ予定で、調査が進行すれば村民向けの説明会も早期開催される見通しだ。赤沢経産相は南鳥島の科学的特性マップでの好ましい特性を強調し、候補地選定の重要性を示している。

核のごみの最終処分場選定において、文献調査が進む小笠原村南鳥島。核廃棄物は長年の課題であり、その安全な管理と処分は社会に不可欠ですが、その候補地が地域住民に与える影響は無視できません。まず、住民の声を聞く場を設け、納得のいく説明と対話形成が必要です。
次に、環境影響評価を厳密に実施し、地質学的だけでなく、社会的、経済的観点からの調査も重要。加えて海外の成功例を参考にし、透明性のあるプロセスを確保すべきです。最後に、処分場に伴うリスクと地域への影響を詳細に説明し、未来の世代への責任を果たすための確固たる制度が求められます。この選定過程を通じて、政府は信頼を構築し、地域の繁栄を支える基盤となるべきです。
ネットからのコメント
1、日本国内で地層が10000年単位で安定しているのは南鳥島ぐらいしかないことは以前から指摘されてました。前の静岡県知事などが提言した際は採算が取れないじゃないかと批判されてました。レアアース開発とセットなら、それぞれのコストが下がって良いと思います。
2、ここって日本の中では珍しく地殻が安定してるんだよね。尚且つ近隣に一般住民居住地がないから、工事にも管理にも手掛けやすい。個人的には有力な候補地だと思う。使用済み核燃料問題をいつまでもいつまでも先延ばしにするのは得策ではない。
3、ロシアなどは使えなくなった原子力潜水艦などそのまま海に沈めてしまう。
何隻も。EU・中韓も過去に核のゴミを何十万トンと海洋放棄してきた。福島の処理水など超微々たるものだ。とはいえ日本は厳格に核のゴミ処理をしなければならない。候補地との話し合いは仕方ない事だ。
4、現在、自衛隊や気象庁の職員が駐在しているのみで、一般住民が居住していません。これまでの北海道(寿都町・神恵内村)や佐賀県(玄海町)のような、住民の合意形成に伴う激しい対立を回避しやすい側面があり、土地利用の調整が比較的スムーズに進む可能性があります。 最終処分場には「300メートル以深の安定した岩盤」が必要ですが、南鳥島周辺の地質がそれに適しているかをまずデータ上で確認するのが今回の「文献調査」の目的です。本土から約1,800km離れた絶海の孤島に、高レベル放射性廃棄物を安全に船で運び、荷揚げし、地下深くへ埋設するコストと技術的リスクは膨大です。既存の候補地以上に「現実的か?」という議論が加速するでしょう。 これまでは「地域住民との共生」が前提でしたが、無人島に近い場所を選んだことは、国が「合意形成の難しさを回避するために戦略を転換した」とも捉えられます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6dd96d5ddf4585ba99bf01f7160f9a5257cfeebb,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]