日本バレーボール協会の元幹部が、女子選手の日本国籍取得を巡る手続きで虚偽文書を作成・提出していたことが明らかになりました。当初、文書案は撤回されたとされていましたが、実際には無断で作成され、2024年6月12日付で申請されていたことが判明。問題の発端は、選手の母国滞在期間を「チーム命令による海外出張」と偽り、条件緩和を図ったことにあります。この上申書により選手は日本国籍を取得しましたが、最終的に発覚した虚偽行為は、処分や批判の対象となりました。協会は「ガバナンス上の問題」と認めた一方で、幹部らの責任逃れが批判を受けています。

今回の問題は、組織の倫理やガバナンス体制の欠如を痛感させられるものです。まず、虚偽の文書を作成し行政機関を欺いた行為自体が重大な背信行為であり、信用を根底から揺るがします。選手の未来のためという名目があったとしても、それが許容される理由にはなりません。
この問題の本質は、組織内でチェックと牽制が働かず、規律を破る行為が容易に行われたことにあります。一個人の暴走だけではなく、監視体制の機能不全が明らかにされた以上、改革が求められます。1つ目の解決策として、法的・倫理的なコンプライアンス教育を推進し、規範意識を組織全体で醸成すべきです。2つ目に、重要文書の作成・提出過程に双方向の透明なプロセスを政治的に義務化する必要があります。さらには、外部の独立監督機関による定期的な監査体制を設けることで、権力の不正濫用を未然に防ぐ仕組みを作ることが重要です。
日本バレーボール協会が抱えるガバナンスの問題は、他のスポーツ団体にも教訓となるべき事案です。選手の将来を本当に守るためには、高潔性の欠如を内部統制の強化で克服しなければなりません。この改革は、スポーツ界全体の信頼回復にも寄与するでしょう。
ネットからのコメント
1、今回の問題は、単なる担当者の暴走で片付けられる話ではない。名義が日本バレーボール協会である以上、組織としての管理体制や責任が問われるのは当然だろう。
しかも一度「提出されていない」と説明していた文書が実際には提出されていたとなれば、協会の説明そのものへの信頼も揺らぐ。何より気の毒なのは、事情を知らないまま結果に翻弄されている選手本人だ。競技団体が選手を守るどころか、不透明な手続きで苦境に立たせてしまったのであれば本末転倒です。
2、>この上申書が提出されたことで手続きが進み、選手は24年6月17日付で日本国籍を取得した。選手に非はないとしても、一旦帰化は取り消しすべき。選手が関与していないなら、再度法に則り審査すればいい。日本の最強パスポートを所持できる権利を与えるのですから、帰化審査は厳密に、場合によっては速やかな取り消しも必要。諸外国が日本と日本国民に対して持っている信頼を裏切ることのないように。
3、日本バレーボール協会は何かと不祥事やトラブルが多い気がする。日本相撲協会や高野連などもそうだが、いつまで経っても風通しが悪く、中の空気が腐っているのかも。良く言えば上位下達で統制がとれていると言えなくもないが、要は親分子分の間柄で上の者が黒を白と言えば下は逆らう事は許されず、結果的に問題が起きることになる。
大変革が必要。
4、私が感じた問題点 ・公印でないスタンプを使ったことは、有印公文書偽造罪か何かの犯罪では。 ・会長の承認の有無が、後から客観的に確認出来ない承認手続き。 ・結局、第三者委員会はあったのね。会見に出てこなかったから誤報道かと思っていたが。第三者委員会が調査した結果は、第三者委員会が発表するものじゃないの? ・発表と異なる「法務省に提出していたこと」が、9か月もたってから判明する調査体制 公文書を偽造するような協会の体質は、川合会長になっても変わっていない。「川合会長は変えられなかった」のが、事実。今のメンバーだけでは何をやってもだめだろう。組織のガバナンス形成のプロにお願いして要職につけないと。これは日刊スポーツの独自取材かな?ありがとう、日刊スポーツ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4614604465391999bc453823892ed3aa911d7e8d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]