福岡市の小中学校で、牛乳に代わる給食飲料として2日に初めて提供された緑茶が、大量に飲み残される事態が発生しました。特に低学年の児童を中心に、複数の小学校でこの傾向が見られ、理由として「緑茶に馴染みがない」子どもが多いことが指摘されています。これは高島市長が「お茶を飲む文化を広めたい」という意向から試験的に導入された取り組みでしたが、結果を受けて市長は23日の記者会見で「種類や飲み方を再考すべき」と対応を促しました。今後、緑茶をほうじ茶や麦茶に変更する案も検討されていますが、費用対効果や子どもたちの需要に対する理解不足が課題として浮き彫りになっています。

今回の給食での試行は、理念と現実のギャップが顕著に現れました。最大の問題は、現場の児童や家庭、文化的な背景への配慮が乏しかった点です。教育委員会による給食飲料の変更は「子供の健康」や「日本文化の促進」という善意に基づくものかもしれませんが、全体の実施過程には明らかに不十分な計画性が認められます。
まず、導入前に適切なリサーチを実施し、子どもたちが飲む頻度や嗜好性を測るべきでした。次に、飲み残しという結果が出た後の反応も遅く、即座に具体策を提示すべきだったのです。さらに予算使用に対する市民の批判には、透明性のある説明が求められるでしょう。「文化の導入」を進めることと現場ニーズとの調和を欠いた今回の事例は、価値観の押し付けではなく、柔軟かつ科学的なアプローチが必要であることを示しています。飲み残しの数値だけでなく、未熟な意思決定プロセスもまた廃棄物となったといえるでしょう。

ネットからのコメント
1、うちも低学年の子がいるので麦茶だったら結果は違うんだろうなとは思います。でも地域の食文化を取り入れたりするのも日本の給食の良いところなので、この取り組みを批判はしません。福岡は緑茶の名産ですし、試行錯誤しながら子供たちに親しんでもらえればと思います。
2、八女茶とか福岡は緑茶の名産地だから、県の食文化への馴染みをあげるために緑茶を提供しよう、っていうのが当初の狙いだったんじゃないのかな、しらんけど。もしそうだとしたら、麦茶やほうじ茶の提供に変えるのは当初の目的とはズレたことになりそう。
3、大人の私も急須で淹れた緑茶は好きですが紙パックやペットボトルの緑茶はあまり美味しいとは思いません。緑茶の産地として子ども達に飲む機会をと考えるのなら家庭科の時間などに急須でお茶を淹れる体験などから導入すれば良いと思います。うちの子はそれで緑茶とお団子の組み合わせにハマりました。
4、子供が言っていたのですが、底に粉が溜まっていたようで美味しくなかったようです。紙パックで中の沈殿の様子が見えず、しかもストローなので直に底の粉を吸い上げたようでした。ちなみに緑茶は好きな子です。先生から一言、振ってから飲むように声掛けがあれば違ったかもしれませんね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d15443aa42c4729d247efefea85fd1ffef8f0d13,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]