横浜市にある「戸塚駅前鈴木眼科」が2026年1月1日、理事長の急逝を理由に突然閉院しました。2010年から展開し、地元で信頼を集めていた眼科には、多くの患者が高額な前払い手術費を支払っていました。しかし、閉院後も返金やカルテ返還の対応が行われておらず、176万円を事前支払った北海道からの患者も返金と誠意ある対応を求めています。登記情報によると同眼科は債務超過額が約5.6億円で、巨額の負債問題が潜んでいたとされています。さらに横浜市の担当部署も状況を把握していないなど、混乱が続いています。

利便性の高い医療サービスを提供してきたはずの鈴木眼科が、不透明な財務状況と突然の閉院によって多くの患者を不安に陥れる結果となった現状は、極めて異常です。なぜこれほどの債務を抱えながら経営を維持し、閉院時の患者対応の備えを怠っていたのか、根底には医療法人の管理体制の欠陥があると言えます。
まず、医療機関の運営には透明性を確保し、財務状況や経営危機が患者に影響を及ぼさない方策が必要です。そのため、①医療法人に対する定期的な財務監査の義務化、②閉院時の前払い金返還保証制度の設立、③市区町村や医師会の協力を得た閉院後の救済措置の仕組みを整備するべきです。
医療は人々の生命や信頼を支える公共的な役割を果たすべきであり、今回の問題は単なる経営失敗に終わらせてはいけません。不誠実な閉院が社会的な損失を生む状況に、制度改正の必要性が痛感されます。患者の悲痛な声を軽視する結果は、誰もが負いたくない代償です。
ネットからのコメント
1、白内障の手術で174万円の前払い? 白内障は高齢になれば誰にでも罹りうる一般的な目の病。 以前に私の母が白内障の手術をしましたが2泊の入院で数万円程度だった。 その眼科医は多分自由診療の眼科医だったのでしょう。 多額な負債は投資に失敗したのかな? 美容医療にしても塾や予備校その他、何でも前払いは危険が伴います。
2、大々的に広告しているのは競合相手が多いため広告を出さざるをえないためと思いますし、客からの前払い金を人件費など固定費ではなく大半を広告費に当てざるをえなくなっていたのではないのでしょうか?利用者は前払いビジネスには十分注意が必要と言われていますし。
3、保険診療は後払いですが、自費ですし、眼内レンズが個別対応で準備のものです。病院だけではなくクリニックも自費を増やさないと経営が大変なところが多いと思います。今年の診療報酬30年ぶりの本体2%以上の値上げらしいですが、5年前から公務員を始めとした職種が3〜5%も毎年給与増しているなか、この状態です。公立医療機関は補填がありますが、個人クリニックは黒字でなければ潰れます。
4、振袖のレンタルや脱毛もそうだが、前払いのリスクをもっと自覚した方がよい。チャージしてのキャッシュレス決済も同じことが言える。知合いでパチンコ屋の会員カードに100万円分貯玉されてると自慢気に語る人がいるが、パチンコ屋に100万円も預けてる神経を疑ってしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/02b509550d1e1ee12cdb31d4ead62105673e13df,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]