東京都心のカラスが2000年のピーク時と比較して2割にまで減少したことが、都市鳥研究会による9回目の調査で確認された。この調査は1985年から5年ごとに実施されており、カラスの個体数を推計している。2021年の調査では2785羽だったが、今回の2987羽は7%の微増であり、00年の1万8658羽からは84%減少している。
東京都は生ごみ対策や駆除を進め、苦情件数も大幅に減少。カラスの減少は資源管理と環境改善の成果とみられ、計画的な駆除活動の続行が必要とされている。

都心のカラス問題は、生ごみ対策と駆除努力により大きく改善されたが、これを維持し続けることが重要です。まず、定期的な個体数調査を行い、カラスの生態変化を常に監視することが求められます。次に、住民との協力による生ごみ対策の強化が不可欠です。さらには、環境教育を通じて、鳥類と共存できる街づくりを推進することが解決策となります。これらの対策は、自然との調和を図りつつ都市問題を解決するための道筋であり、社会としての責任を再確認する機会でもあるのです。カラスの適正な生息数を維持することで、東京はより住みやすい環境を提供できるでしょう。
ネットからのコメント
1、確かに昔に比べてカラスは見なくなりましたね。以前はネットをかけたりCDを吊るしたり、どこの家も対策が大変でしたが、ごみ出しルールの徹底など、住民の地道な努力が実を結んだ結果だと思います。実際、苦情が減ったという数字にも表れています。そうした一人ひとりのゴミ出しの徹底が、今のきれいな街並みに繋がっていると思います。数が減っても油断せず、再び増やさないよう、地道な努力をつづけていくことが大切だと思います。
2、2001年頃に石原都知事が急増したカラス対策のためのプロジェクトを立ち上げて粘り強くやってきた結果ですね。ゴミ捨て場にネットをかけてエサを断つことだったり、巣をひたすら撤去し続けてカラスに巣作りを諦めさせたり、四半世紀にわたって努力した結果が出てますね。他の自治体もカラスで悩まされているなら参考になると思います。
3、カラスが減った代わりに、都市部のねずみが危機的に増えた気がする今日この頃…。クマも遠くない問題かと思いますが、食物連鎖の中で人間が自然と共存するのは本当に難しい…。
4、減ってもまだ普通にその辺にいるからいいんじゃない。
対策効果出て良かったと思う。スズメの方が見なくなったな。そちらの方が気になる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8cf996d83fb35f5df9a008e484d3776603e6b966,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]