【事件概要】
2025年8月3日、TBS系「サンデーモーニング」に出演した上原浩治氏(50)は、夏の甲子園における熱中症対策について提言を行った。近年、猛暑による選手の体調不良が問題視されており、今夏の大会(8月5日開幕)でも、北海高校が帽子とアンダーシャツの色を白に変更するなど各校が対応を進めている。
上原氏は「3回・5回・7回終了後のクーリングタイム導入」「9回制維持」「甲子園球場への屋根設置の検討」などを提案し、最終的には「球児の意見を反映すべき」と訴えた。
【コメント】
異常気象が当たり前となった今もなお、酷暑の中で球児たちを9回まで戦わせる現行制度は、あまりに旧態依然としている。猛暑による熱中症リスクは、若者の命を脅かす深刻な問題だというのに、大人たちは「伝統」や「ドラマ」を優先しているように見える。
本質的な問題は、部活動を支える制度や大会運営の意志決定構造にある。誰が本当にこの環境を望んでいるのか?現場でプレーする当事者の声が反映されず、興行や美談として消費される構図こそが危うい。
具体的な対策として、①選手や監督の意見を反映する第三者機関の設置、②開催時期や時間帯の見直し、③甲子園球場への遮熱設備の段階的導入を進めるべきだ。
さらに、④中継・観客収入に頼る大会のビジネスモデル自体を再構築する必要がある。
「伝統」は守るものではなく、進化させるものだ。命を削ってまで続ける美談に、もう喝采はいらない。
ネットからのコメント
1、高校野球に憧れて野球を始める子どもは多いです。また高校野球で選手を引退する子どもも多いです。プロだけでなく大学や社会人で選手を続ける人はかなり少ないという意味でいけば「普通の子ども」にとっての最高峰は高校野球と言えなくもないと思います。憧れの対象であり選手としての最高峰なんだから最後くらいフルスケールの野球をする機会を残してあげてほしいです。
2、タイブレークもそうだけど、高校野球を7回にしたらもう違うスポーツになっちゃう気がするんだよね。それにそんなに球児を心配するなら、試合の間ずっと日差しの無い炎天下にさらされ続けているスタンドの応援団やチアリーダーの方がよほど危険なような気がするけどねえ。選手は少なくとも攻撃時の時はベンチにいるわけだし。結局突き詰めていくと、夏は危険なので試合自体やらない方がいいという事になってしまう気がする。
3、自分も7回制だけは賛同しかねますね野球の醍醐味がなくなる気がしてならない選手の為にタイブレークやクーリングタイムなどは、どんどん取り入れてもらっても、7回制だけはやめてほしいバスケを第2クォーターでやったり、サッカーを20分ハーフでやったりしないはず野球も同じです9回までするから野球だと思います
4、クーリングタイム10分は長過ぎる、3分を3回にすれば良い。その間に散水するなど、やれる事は他にもあると思います。高校野球が7回制になったら競技が変わってしまう、机上で議論してる高野連のお爺ちゃん達に歴史の重さを知って欲しいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/68968ca077aa821908ce4dcd4bff7396171fe8ea,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]