沖縄県警の捜査員がヤミ金グループに関する事件の捜査中、押収品返還などの過程で関係先女性に対して私的に接触し、好意を伝える状況が明らかになった。事件の家宅捜索は2024年5月に実施され、女性のスマートフォンや現金、パスポートなどが押収。捜査員はその後も半年以上女性と接触し、勤務先を訪問。うち1人が私的な発言を行ったという。この件は12月に女性が通報した後、県警側が内々で「注意処分」をしたものの、識者や捜査関係者からは職権乱用や信用失墜行為に該当し、信頼を著しく損ねる事案との指摘が出ている。

この事件は、警察という公共機関が持つべき倫理観と責務、その信頼を根底から揺るがすものです。一捜査員が職務上知り得た情報を私的に流用し、女性へ接触を図る行為は、地方公務員としての誠実義務に反し、職権乱用に近い傾向が見られます。また、押収品の半年以上に渡る返還未対応と、この件の発覚後の「内々処理」は、制度的な欠陥、組織としての透明性の欠如を際立たせています。
まず、捜査員への適切な懲戒処分が必要です。「注意」で済ませるのは軽すぎるため、厳格な再発防止規定の導入と研修による倫理教育が求められます。さらに、被害者が感じた恐怖や不信を回復するため、第三者機関による外部調査の設置が効果的でしょう。また、押収品管理の明確な基準を設け、返還プロセスの迅速化を図るべきです。
警察は市民の信頼を基に機能する公共組織です。その信頼が損なわれれば、犯罪抑止の根幹に影響を及ぼします。個人と制度の倫理的欠陥が一掃されない限り、組織としての威厳は取り戻せません。正義は守られるべきものであり、警察こそがその模範であるべきなのです。
ネットからのコメント
1、記事内でも識者が指摘しているとおり、警察官が捜査対象者に対して私的接触をしたら地方公務員法の「職権乱用」「信用失墜行為」に抵触する可能性がありますけど、それだけでなく各都道府県警の「警察職員の職務倫理及び服務に関する規則」にも抵触しますし、罰則には「免職」「停職」「減給」「戒告」があります。今回は地公法違反でもなく倫理・服務規則での罰則でもなく「注意」だけで済ませたのは、沖縄県警が本件事案を軽視して倫理監督官による処分(口頭注意や文書による厳重注意)に留めたのだろうと思われます。
こうした安易な内部対応で、全ての警察官に課された職務倫理や服務の規律が守られるのかどうか?については大いに疑問を感じます。
2、注意した、だけで済む話?私物を押収するということは、そのグループの人物と深く関わっている可能性がある人物だということですよね?そりゃ人間だから、可愛い、好意を抱くという事はあるだろうが、警察官でしかも捜査中の事件の関係者の可能性がある人物に対して、仕事外で私的に接触とかって、理性はないのか?女性が県警側に言って、長らく押収されていた物が戻って来るなんて、必要外に返還されていなかったのでは?スマホも押収してるなら、電話やメールではないだろうから、捜査上知り得住所なりに直接行ったということか。職権濫用の可能性は否めない。こんな警察官は捜査から外し、きちんと処分しないと、また同じ事しそうだ。注意は注意でも、所属長注意なりの組織としてきちんとした処分が必要だと思われる。
3、これを「注意」だけで済ませる事が警察の不祥事につながるんだろなと感じた。仕事をプライベートは完全に分けないと大きな事故や事件に発展すると警察上層部は危機感を以ていただかないと・・・
4、何を考えてるんでしょうか。落とし物を届けに来たとかユルい出会いならまだしも、ヤミ金グループの捜査対象者でしょ?どんだけ重大事件を扱ってるか理解出来てるのか?情報を漏らしてた警部補もそうだけど、人材の質の低下が半端ないな。もはや歯止めはきかないね、この組織は。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5962eff08eb81faca719f74e9a0199b013817417,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]