米国とイスラエルはイランとの開戦から1カ月が経過する中、攻撃と交渉の応酬を続けている。米国はホルムズ海峡の封鎖解除を戦略の中心とし、核放棄を含む厳しい条件を提示。一方、イランは賠償金要求や軍事的抵抗を継続。イスラエルはイランの体制転換と核能力壊滅を目指し、軍事作戦を激化させている。事態収拾は困難を極め、軍事的泥沼化や周辺地域への波及が懸念される中、各国の思惑で戦闘終結への道筋は不透明な状態が続いている。

米国とイスラエルの対イラン戦略は、政策の不整合と国際的な不信を浮き彫りにしました。まず、トランプ政権は核兵器保有阻止を掲げながら、出口戦略を欠き、開戦後の戦術の迷走が目に余ります。ホルムズ海峡封鎖の経済的影響を見誤った点や、各国に艦船派遣を促しながら得られる協力が乏しい現状は、国際的リーダーシップの不足を露呈。さらにイランの国家体制を転換するはずが、抵抗を深める軍政色の強化を招いている今の状況は、目的と手段の乖離を如実に物語っています。
課題の根幹は、不必要な軍事力行使と短絡的対応です。解決策としては、①核問題に関する長期的な国際的合意の模索、②地域の安定化を目指す多国間協力の強化、③経済的制裁と外交交渉を主軸としたアプローチへの転換が急務です。このような統合的な対策なしでは、双方の損失と世界的な危機は拡大するばかりでしょう。
軍事力だけでは平和を構築できない事実を改めて認識し、国際社会の未来を見据え、明確で持続可能な解決策を模索する姿勢が不可欠です。混乱を生む戦争の終息を急ぎつつ、本質的で有効な方法を追求するべきです。
ネットからのコメント
1、開戦から10日もすればイランの民間人が体制転換に向けて動いてくれるという考えが甘かったですね。体制転換に失敗した事によりイラン革命防衛隊にチャンスを与え、海峡封鎖されたのが米国を追い詰めました。米国に余計な仕事が増えてしまいました。封鎖による原油価格の高騰が厳しく、米国は何らかの手段で抑えなければならず、交渉と軍事作戦準備の二刀流で打開しようとしていますが、交渉はとても折り合える条件とは思えないので時間稼ぎにしからなず、しかし軍事作戦となるとやはり犠牲者が多数になる懸念があり躊躇っているのかもしれません。
また海峡開放が米国の直近の課題であるのに対し、イスラエルは体制転換を目標としているので、作戦面でもズレが生じているようです。開放に成功した後に交渉で終結させたい米国の思惑と、戦闘し続けたいイスラエル。米国はまた1つ厄介な難題を抱えてしまいました。
2、空爆当初、「10日間で終わる」「無条件降伏しかない」と言っていたが、1カ月を過ぎても継戦中、外交交渉している時点でトランプの想定外であることは間違いない。口先でいくら勇ましいことを言っても、今のホワイトハウスの能力不足は明らか。高市総理がこの能力不足に追従するのは果たして国益に叶うんだろうか。紛争終了後、世界のパワーバランスが大きく変化しそう。
3、早く落ち着いてくれないと、中東に9割の石油を頼っている日本としては、石油が枯渇してしまいます。枯渇すると、車も動かせなくなります。物流も止まるでしょう。そして、多くの企業も燃料や材料が手に入らなくなり、倒産します。燃料を多く使うビニールハウスでの農業もできなくなるでしょう。発電量にも制限がかかり、停電も増えると思います。
他にも、さまざまなリスクが表面上すると思います。一刻も早く、事態が終結することを願っています。
4、トランプ大統領お得意の「ディール」を駆使したいんでしょうが、今回ばかりは相手が悪い。宗教が絡み指導者を殺害、しかも騙し討ち同然に開戦した時点で、ディールでどうにかなるレベルの状況では無いと察するべきだと思う。しかもイスラエルという鉄砲玉の存在が完全に計算外だったんでしょうね。本音では早めに店仕舞いをしたいんでしょうが、ハッキリ言って無理でしょう。宗教が絡む争いだけには首を突っ込むべきでは無かったと思うし、トランプ大統領にとっても、他ならぬアメリカ自身にとってもアフガン以上の高い授業料になる事は必至だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6b6be6c63ec7a08d847b7165ab0cb79e1a588e5e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]