5/4に放送されたTBS特番「今夜復活!! 8時だョ! 全員集合」では、国民的人気番組の名作コント20本を厳選し、東京・三鷹市公会堂に集めた親子約300人のリアルな反応を交えつつ展開されました。また、別スタジオでは同局のドラマ出演者がコントへの感想を語るなど、多彩な演出が加えられました。しかし、コント中に挿入されたゲストの笑い声、テロップ、ナレーション、ワイプが多かったことに対し、「集中力を妨げる」との批判の声が多数挙がっています。この番組構成が、「懐かしさ」を重視する世代と、現代のエンタメ慣れした若年層の視聴者との認識ギャップを浮き彫りにしています。
テレビ界の「今」を映し出した本特番だが、「国民的コンテンツ」の名に恥じない制作だったかという点で、一部視聴者に対する“温度差”が議論を呼んでいます。
テレビ業界が生き残りを模索する過程で、懐かしの国民的番組を復活させる試みは尊敬するべき挑戦です。しかし、視聴者が多く苦言を呈したのも事実で、現状のままでは納得を得られない点があるのは明らかです。
往年のコントが語る力を信じず、過剰なお膳立てで補おうとした結果、名作が本来持つ迫力や面白さが薄れてしまったのではないでしょうか。これはエンタメ細分化時代における「万人受け」を狙う難しさの象徴ともいえる問題です。
この課題に対し、以下の解決策が考えられます。
ワイプやテロップを極力削減し、純粋な作品鑑賞を保証するような「ノーカット枠」を設ける。異なる世代向けの2種類の編集版(補助あり/補助なし)を制作し、視聴者の興味やニーズに応じた選択肢を提供する。制作前に視聴者調査を実施し、どの世代向けにどの要素を重視するべきかを明確化する。国民全世代を笑いで繋げたいのであれば、現代の視聴慣れに適応しつつ、元来のエッセンスを最大限に尊重すべきです。今回の特番は、その「ズレ」が目に見えた結果となりました。「ドリフターズ」そのものが持つ力と、視聴者がもつ思い出こそが真の財産であり、「補助線」は慎重に引くべきです。そうでなければ、誰もが納得できるエンタメ像は遠のくばかりでしょう。
ネットからのコメント
1、最近、こういった構成が増えたように思います。
家族でドリフ好きで、先日も特番を見ようとしたのですが、先に見ていたはずの家族がテレビを消していたのでどうしたのか聞いたら、「ワチャワチャした作りで楽しめない」とのことでした。シンプルに、最初から最後まで昔の映像のみで構成したのでは視聴率がとれないのでしょうか。
2、自分はアラフィフで子供の頃はドリフのコントを楽しく見ていた者です。 個人的な意見ですが、「当時の番組を一切手を加えずにそのまま放送して欲しい」と思っています。 ワイプもテロップもスタジオのゲストを呼んでトークとかは個人的には水を差していると思ってるから。余計な演出は必要無いと思うので。別の方のコメントで「楽しみにしていたが途中で見るのを止めた」とありましたが、その方も余計な演出にうんざりで純粋にドリフのコントだけ見たかったのでしょう。きっと、そういう人も多かったのでは?
3、この件に限らず、地上波の番組は余計な番宣や演出が見ていてイライラするので全く見なくなりました。作り手側も視聴者の不満は認識しているのでしょうが、いろんなしがらみで自由度が無い中で番組を制作せざるをえないのでしょう。
まだBSの番組の方が、作り手側が視聴者に向けて届けたい内容を制作できている気がします。
4、リスペクトがあるからこそ、数字で泥を塗るわけにもいかない。だからこそ、味をプラスし、あらゆる“補助線”を入れて味を分かりやすくもする。リスペクトしているとしたら、全てが逆効果。タイムリーなドリフファンからしたら泥を塗る行為でしかない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0ecabad2598b671942ac1bc1a504424b6668d304,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]