第107回全国高校野球選手権大会は2025年8月5日に開幕し、甲子園での熱戦が繰り広げられています。大会期間中、アルプススタンドで流れる応援歌が注目されています。定番の応援歌には、山本リンダ「狙いうち」やピンク・レディー「サウスポー」など、昭和の名曲が使用されています。現役高校生にとっては、これらの楽曲は親世代や祖父母世代のものであり、なぜ今も演奏され続けているのかについて、音楽評論家のスージー鈴木氏は、昭和歌謡のマイナー調が高校野球応援歌に馴染みが深いと説明。
さらに、彼は応援歌をもっと自由で創造的に作ることを提案しています。オリジナルの応援歌を作成することについても意見を述べ、特に「市船soul」のように高校生の発想を活かすことの重要性を強調しました。
伝統的な応援歌が高校野球の雰囲気に根付いていることは理解できますが、現代の高校生たちにとって、それらの曲は時代遅れに感じられるかもしれません。しかし、問題の本質は、昭和時代の楽曲をそのまま流用することにあります。新しい時代に対応するためには、応援歌の選曲やアレンジにもっと柔軟さを持たせるべきです。既存の曲にこだわるのではなく、吹奏楽部や生徒たちが自分たちの創造力でオリジナルの曲を作り、応援をもっと自由に楽しむことが理想です。また、他校との競い合いとして、オリジナルの応援歌を作ることを奨励すれば、学校ごとの特色が強まり、応援の盛り上がりにもつながるでしょう。
加えて、過度に複雑な楽曲よりも、シンプルで覚えやすいメロディーにすることが大切です。こうした変化が、伝統に新たな風を吹き込むきっかけになるはずです。
ネットからのコメント
1、昭和の曲が人気なのは出場している選手がこれにしてほしいとリクエストしているかららしい。目標にしている選手や先輩が使っていたから自分もそれとなり、それが先まで遡っているのだろう。知名度も高く吹奏楽も演奏しやすくやりがいもある曲なので古い曲のままでもいいと思う。
2、「狙いうち」は最初明治大学の応援部が取り入れ、その後ドラゴンズの応援団が使い始め(ゲーリーのテーマだった)、80年代末頃から高校野球でも広がっていったように思う。野球のリズムと合うよね。何のために演奏しているのかといったら、選手を鼓舞するためでしょ。選手の気持ちが上がって、応援するのに歌詞をのせやすく、合いの手も入れやすくないといけない。新しい曲もいいけど、定番になっている曲はこれからも残ると思う。選手や吹奏楽部も山本リンダやピンクレディーは知らなくても高校野球の「狙い撃ち」や「サウスポー」は馴染みがあるでしょう。
ロボットのように言われたからやっている訳ではないと思うよ。
3、マーチングなど指導してますが、他の方が言うように曲は野球部が選曲している学校が多いですそれに野球やスポーツに関係するような音楽だったり歌詞に応援するようなワードが入っている曲が選ばれてきた背景があり、昭和時代にそういう音楽が多く発表されていたことも要因としてあると思うあくまでも野球部の生徒たちが主役なので、古かろうと新しかろうと彼らの力になる曲が演奏されたら一番ですよね
4、長い目で見ればかなり変遷してるけど、毎年流行りの曲入れてもおいつかん、追いつかんというか吹奏楽の発表の場ではないし。定番の方が一般客も応援しやすいから、声援がしやすいんだと思う。メガホン的なもの(うちわとか)でリズム取りやすいし。プロ野球チームの曲使ったりするのもそれだと思う。贔屓のチームのチャンステーマ流れてるだけで応援してしまう
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/59410e2b634b37dce7c788e6b2a2bb72bbd678b8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]