事件概要:
ノルウェーの家具メーカー「ストッケ・エイエス」が自社製品「TRIPP TRAPP」のデザインを兵庫県の家具メーカー「Noz」に模倣されたとして、著作権侵害で製造販売差し止めと約1400万円の損害賠償を求めて提訴した訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷は24日、ストッケ社側の上告を棄却した。ストッケ社の敗訴が確定し、2審に続きそのデザインが著作物に該当しないとの判断が維持された。裁判ではデザイン性の高い実用品が著作物として保護対象になるのかが争われたが、2審判決の基準に基づき、「美的鑑賞が目的」とされる条件を満たさないとされた。

コメント:
この判決は、著作権保護の枠組みが現代の複雑なデザイン業界をどこまでカバーできるのかという根深い問題を浮き彫りにしています。実用性とデザインの境界が曖昧になりつつある中、ストッケ社の製品が「著作物」として認められなかったことは著作権法の適用が依然として美術や文芸といった伝統的なカテゴリーに縛られている実態を示します。
しかし、この判決がデザイン性の高い実用品を軽視した結果、創造的なデザイナーたちの権利が守られず、模倣の横行を助長する可能性は否定できません。
この現状を改善するためには、制度改革を検討する必要があります。まず、著作権法にデザイン性を根拠とした新たな保護基準を追加すること。次に、デザイン登録や意匠権といった別途保護を簡易化して利用しやすくする仕組みづくり。そして、国際的な基準との整合性を強化し、より横断的なデザイン侵害防止策を構築すべきです。
この機会に、「生産性」だけでなく「創造性」にも価値を置く制度へと進化させるべきではないでしょうか。再構築された法律と倫理のバランスをもたらすことで、クリエイティブな努力が正当に評価される社会を目指すのが急務です。
ネットからのコメント
1、我が家に全く同じ椅子があるのでじっくり確認しました。間違いなく本家ストッケ社製のようです。金属棒2本がしっかりと本体を締め付けています。だから座面を動かして調整をしてもびくともしなかったのだと思います。今は座面は一つだけ、かつて落下防止の前ガードがついてました。
30年以上たっても食卓の椅子として使い続けています。
2、確かに全体的な印象は似ていますね。ただ、ストッケ社の方が手が込んでいて使い勝手が良さそう。日本製のものは、その「廉価版」的な感じは否めません。こうなると、それぞれの家で子育てにどれほどの資金を投入できるかになりましょう。本格派にこだわるか、廉価版で良しとするか。
3、社会人となった子供の初めての椅子がストッケ社製の椅子です。懐かしいです。成長に合わせて脚を乗せる板を下げたり!下の子が使った後、近所のお子さんにお譲りしました。形もシンプルで飽きがこなくて、頑丈でいい椅子だと思います。廉価版が販売されてること知りませんでした。
4、ストッケは築き上げたブランドとしての存在そのものにファンは集まっている事に誇りを持ってこれからも続いていけば良いです。類似品、廉価版の類はなくならないですよ。ストッケ、と言って偽物を売る訳じゃないですからまあ、スプーンとかグラスとか余り形状変わらないけど。バカラっぽいグラスとかもあるのと一緒かなと思う。
ストッケの椅子、ウチでは息子が赤ちゃんの頃に買って高校生くらいまで使ってましたよ。丈夫だし色とかも良かったです。廉価版がありがたい人ももちろんいるはずだし
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0bc38d66837acea90d179cf531f3ebce0def62f1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]