2025年7月26日、ニューヨークのヤンキーススタジアムで行われたヤンキース対フィリーズ戦後、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が右肘屈筋けん炎のため10日間の負傷者リスト(IL)入りすることが発表された。ジャッジは7月22日のブルージェイズ戦でスローイング中に右肘を負傷。
その後も痛みに耐えながら出場を続け、24日の休養日を挟んでも痛みが消えなかった。今季104試合目となった26日のフィリーズ戦では初めて欠場。ジャッジは打撃成績が素晴らしく、打率.342、37本塁打、85打点と好調を維持していたが、肘の故障により3冠王やMVPのチャンスに黄信号が灯った。ヤンキースはこの試合で敗れ、成績は56勝48敗となり、ア・リーグ東地区2位、首位ブルージェイズとのゲーム差は6となった。
今回のジャッジ選手の負傷は、ヤンキースの今後に大きな影響を与えるだけでなく、メジャーリーグ全体の選手管理やケアに対する深刻な問題を浮き彫りにしています。選手が痛みを抱えながらも出場し続けるという状況は、現行のチーム管理体制に問題があることを示唆しています。
選手は、自己の限界を超えてプレーし続けることで、短期的なパフォーマンスを求められますが、その結果として長期的なキャリアに対するリスクが高まるのです。
まず、選手の健康を最優先にするべきです。緊急の成績や勝利にこだわるあまり、重要な選手が無理をしてしまうのは非合理的です。今後、医療スタッフとコーチ陣は、選手が抱える問題を早期に発見し、積極的に休養を取り入れるべきです。次に、選手個人がチームやメディアからプレッシャーを感じることなく、治療と回復に専念できるような環境作りが必要です。さらに、チーム全体の健康管理システムを見直し、早期の負傷予防にもっと力を入れるべきでしょう。ジャッジ選手の離脱が無駄に終わらないよう、これらの改革を早急に行うことが求められます。
ネットからのコメント
1、ジャッジはプレーヤーとしても人間性も素晴らしい。故障は残念だが、長いシーズン、ケガをするのは仕方ないこと。今季はマリナーズのローリーと本塁打王を争っているので、どうなるか楽しみだが、早くケガを治して戻って来て欲しい。
2、なんてこった…。ジャッジのいないMLBなんて考えられない。
なんかの間違いであってほしい。今季もWSでジャッジの居るヤンキースとオオタニサンのドジャースのがっぷり四つに組んだ激闘を楽しみにしていたので、ホントに信じられない。ジャッジの怪我が軽傷であることを心の底から祈ります。負けるなジャッジ!日本からも応援しているぞ!
3、大谷選手、ジャッジ選手とどのスーパースターもあれだけの成績を残すには体も常に限界近しでやっているのだろう。なのでどこかでオーバーヒートをしてしまう。逆に体の限界近くまで能力を引き出せるから、あれほどの成績を残せるのかもしれない。まずはじっくりとオーバーホールして下さい。
4、ILに入ったということは、ちょっとまずいかもしれませんね。検査の結果、何か異変が見つかったということなんでしょうから。最悪のケースでも今後DHで出られるとは思いますが。ボンズの年間WAR記録を更新しそうな勢いだったので、ちょっと心配ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c7a55e3b778e286c2d013792459e09683d4946b1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]