首都直下地震に関するニュースについて、以下の通りまとめと分析を行います。
300字以内の事件概要:政府は12日、首都直下地震の被害想定を見直し、新たな防災対策の基本計画を公表しました。その被害想定では、最悪の場合死者数が1万8000人、全壊・焼失建物数は40万2000棟とされていますが、10年間で「おおむね半減以上」を目指す方針を打ち出しました。建物被害の約7割が火災であるため、火災予防として感震ブレーカーの普及が重要視されています。また、避難所混雑の軽減策として、各家庭やマンションでの備蓄や訓練強化も含まれています。進捗状況は毎年点検し、各目標の達成度を評価する仕組みを導入するとのことです。

コメント:政府が新たに打ち出した首都直下地震対策は、現実の脅威に応じた意欲的な一歩とはいえ、根本的な問題を無視している印象を拭えません。
被害想定では死者1万8000人、全壊・焼失40万棟とされていますが、この数字が示すのは災害時の都市リスクが未だ極めて大きいことです。その背景には、耐震基準を満たさない築年数の古い建物、都市部への人口過密、そして防災意識の偏在が挙げられます。
目標を「半減以上」とするのは理想的ですが、その実現には以下が必要でしょう。第一に、感震ブレーカーの設置を補助金制度などでさらに加速させること。第二に、不動産業界との協力を通じて古い建物の耐震化を促進すること。そして第三に、学校や企業を巻き込んだ防災意識の啓蒙活動を徹底することです。
東京の経済的中心地としての役割を考えると、無策で被害を未然に防げなければ、影響は日本全体に及ぶことは明白です。防災対策は単なる将来の保険ではなく、日本社会の持続可能性を左右する試金石であるべきです。この計画が有言実行となるよう、より踏み込んだ改革が求められます。
ネットからのコメント
1、感震ブレーカーの普及は地震火災の半分以上が電気のせいなので、すごく理にかなった対策です。特に怖いのが停電が直ったときに壊れた家電から火が出る通電火災です。
阪神・淡路大震災でもこれで多くの被害が出ました。感震ブレーカーと聞くと難しそうですがコンセントに挿すだけのタイプや、バネの力でスイッチを落とす数千円の簡易タイプなら工事なしで簡単に付けられます。しかも多くの自治体で購入費の補助金を出しているので、まずは自分の地域名+感震ブレーカー+補助金で調べてみるのがおすすめですよ。国が言う3日分の備蓄は本当に最低限のラインです。首都直下だと物流が止まるので実際は1週間分あった方が安心です。わざわざ特別な非常食を買わなくても普段のレトルトや缶詰を少し多めに買って古い順に食べながら買い足していくローリングストックなら無理なく続けられますよ。
2、首都直下型地震で恐ろしいのは火災だが、墨田区や葛飾区、江戸川区辺りの消防車も入れないような路地が入り組む住宅密集地を何とかしなければ関東大震災の際の火災旋風を伴うような猛烈な火災は防げないだろう。極めて困難だと思うが、都は金があるのだから土地収用などして区画整理を進めて木造住宅密集地の解消を進めないとどうにもならないと思う。
3、そんな事するより人口とインフラを分散させたほうが今後の日本にとってプラスだと思います。都心部のトラックを停める場所すらない過密な環境で無理に工事する為に空間にゆとりがあれば不要な高額な工法を要求され工事費が非常に高額になるなど非効率極まりない。インフラの更新しやすさを考慮して東京を外側に広げたほうがいいと思いますね。
4、犠牲者が1万8000人と想定される内訳は、火災が約1万2000人で建物倒壊等が約6000人だそうです。家屋の耐震性の向上によって、首都圏の人口に対して倒壊による被害想定は減ってきているようです。一方で怖いのは火災ですね。以前から疑問なのですが、大地震で火災被害が大きいとされる木密地域に隣接する防火性能がよいマンションの住人が、延焼を警戒して避難する際の基準が不明確に思うことですね。また、日本では大地震の経験による対策は進んでいますが、富士山の噴火による火山灰の被害について、現代における経験が皆無なので対策が進んでおらず、膨大な想定外による被害の増加が危惧されます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb904b9dcb903f46d8a005043f03b53f98a67239,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]