事件概要:中東情勢の影響で、日本国内の建設現場に資材不足と価格高騰が拡大し、特に塗装業界が深刻な状況に陥っている。主要素材であるシンナーの価格は1.5~2倍に跳ね上がり、回答企業の55.1%が調達困難を訴えるアンケート結果が示された。主要素材が滞ることで住宅工事やインフラ整備の遅延が懸念され、小規模事業者が多い塗装業界に死活問題として重くのしかかる。政府は供給量は足りているとするも、流通段階での目詰まりが指摘されており、現場への速やかな供給改善が求められている。

コメント:現状の深刻さは、単なる資材不足に留まらず、公共の安全と経済の持続性に直接的な影響を及ぼしている点にあります。一部企業の供給半減がここまで甚大な影響を及ぼしている背景には、供給網の脆弱性と政府の対応が遅れている機構的欠陥が浮き彫りになっています。
特に、多くの中小企業が在庫を持つ余裕がない構造的な課題は看過できません。解決策として、第一に政府主導での迅速な流通改善策の実施、第二に緊急備蓄の放出による一時的な需要緩和、第三に中小事業者への特別補助金や資材支援で経済的負担を軽減する政策が必要不可欠です。この問題を放置すれば住宅建設遅延やインフラ劣化により人々の生活基盤が揺らぎ、ひいては倒産の連鎖が経済全体に波及する可能性があります。資材供給は単なる現場問題ではなく、未来の安心安全を守るための緊急課題です。

ネットからのコメント
1、お米の時の流通目詰まりとシンナーや塗料の目詰まりはちょっと意味が違うと思う。メーカーと卸の関係はこれまで倉庫代わりに在庫を調整してもらったり、代金回収業務を行っていたり、中には株式持合いのパターンもある。これまでの関係性を飛び越して国の指示でメーカーからユーザーへ直送というのは問題ありすぎ。
メーカーも出荷ロットのボリュームが小さいところのオーダーにも対応しきれないし、入金管理も大変。ユーザーレベルの会社では可燃物の管理が出来る業者ばかりでもない。上場企業だと反社企業と接点を持つわけにはいかないので、厳格審査をするコストもバカにならない。政府はやってますパフォーマンスばかりではダメだと思う。
2、これは塗装会社だけではなく、建設業界全体の危機であると言えるでしょう。ユニットバスだけでなく、あらゆる資材にまで影響が及びそうです。ここからは体力勝負になってしまうでしょう。工事が進まなければ、収入の当ての無くなる職人や作業員は離れていきますからね。現場の人手不足に拍車がかかってしまうことも予想できますね。
3、政府は「国民を安心させる情報発信」にインセンティブが傾きます。ネガティブな情報を出せば支持率が低下し、パニック買いが起こり、経済への悪影響が生じるためです。「供給に不安はない」と発信し続けるが、ではなぜ民間のサプライチェーンが機能しなくなり始めているのか。供給が止まり在庫が切れてきたと考えるのが論理的ではないか。
現場の声の方が正しい。コストプッシュインフレで見えにくいが、企業業績の悪化が顕在化すればやがて株価は下げに転じるのではないか。
4、単純にシンナーに変わる代替品てそう簡単には出ませんよね。代替品らしきものは世にあったりしますけど、耐用年数が短いとかシンナー含んでないと乗りが悪いとか。きつい匂いの建材ですけど、今まで無くならずに存在し続けてるのには当然理由があって残っているんだから、シンナーに代わる物でシンナーほど使い勝手が良いものは無いと言って良いと考えます。価格的にも。シンナーより価格が2倍を超える様な製品であればあるんでしょうけど、工事費上がるから採用されにくかった物がもしかしたら日の目を見ることになるかもしれませんね。何れにしても建築コストは上がるばかりですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b97e0eaf9b24a28e943203b2902441ec65ca79e7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]