アメリカ・ワシントンD.C.のホワイトハウス敷地内に、総合格闘技団体「UFC」の特設会場が建設され、11日に公開されました。これはトランプ前大統領の80歳の誕生日とアメリカ建国250周年を記念した一環で、14日に初の試合が行われます。本プロジェクトには約96億円(6000万ドル)の費用が投じられ、近隣の公園には8万5000人規模のパブリックビューイング会場も設けられました。しかし、高額な予算の使用と公共施設活用の是非を巡り、市民団体が開催差し止めを求め提訴。前例のない取り組みに対して社会の意見は賛否両論です。

このような大規模イベントをホワイトハウス敷地内で実施することは重大な問題を含んでいます。まず、国家の象徴ともいえる場に特定の企業団体が深く関与することで公私の区別が曖昧になる重大な問題が浮き彫りになっています。
また、事業費96億円の使途が不明確で、市民生活に直接的なメリットの説明が不足しています。さらに、歴史的建物であるホワイトハウス周辺に与えるインフラの負担についても議論は避けられません。
これらを解決するためには、第一に公費の使用に関する透明性の確保が不可欠です。適切な説明責任を果たし、市民への還元を数値で示すべきです。第二に、公的資産の利用に関するガイドラインを再構築し、歴史的価値に応じた利用基準を定めることが求められます。第三に、イベント前後の環境影響評価と地元への支援策を必須事項とすることが最善策であるでしょう。
公共施設が一部の娯楽や個人プロモーションの場となることは、社会全体の利益に背く考え方です。ホワイトハウスの象徴性を国家全体への奉仕と尊厳に戻す瞬間を迎えなければなりません。その場の熱狂だけで見えないコストを支払う余地はありません。
ネットからのコメント
1、こういうのはどんどんやって、世界恥遺産として後世に残したらいいよ。ホワイトハウスもやめて、ゴールドハウスにして、分身の術をした金のトランプ像でアメリカ国土を埋め尽くせばいいんじゃないかな。
2、建国250周年という節目を祝う趣旨は理解できますが、国家の象徴であるホワイトハウスを巨大格闘技イベントの会場にする必要が本当にあったのでしょうか。約96億円という規模を見れば、政治とエンタメの境界が曖昧になっているようにも映ります。支持層には強さの演出として受けるのかもしれませんが、国の品格や優先順位を疑問視する声が出るのも自然です。映画グラディエーターの皇帝みたいになってきましたね。歴史に残るのは派手な演出ではなく、国民が納得できる政治であってほしいです。
3、賛否が分かれると言う事に驚いてしまう。国民が対イラン攻撃の影響で生活費が高騰し、苦しい状況にある中で建国250年、自ら誕生日に合わせて96億円もの費用を使って格闘技施設を建設しようとする考えは大国の大統領としての発想とは思えない。否定はされても賛同する意見があると言う事に驚いてしまう。
4、日本の場合だと、「もしも首相官邸に大相撲の土俵と会場を建設したら」的になるのでしょうか。違和感感じる方も多いでしょうが。格闘技団体や格闘技選手、該当格闘技そのものに罪はないとも思います。
要は、トランプ氏が権限を横暴に使って公的なもの、税金など私物化し、国の象徴や歴代大統領の尊厳等を損なっていないか、です。アメリカ国民の総意がどう判断するか、です。トランプ信者になってはいけないとも思います。トランプ国王を作ってもいけないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2015e2ed8b2b3f468161a3c0c1a91dc4080e6acd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]