300字以内の事件概要:2025年7月18日、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開され、17日間で観客動員数1255万人、興行収入176億円を達成。この結果、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が保持していた歴代興行収入173.5億円を抜き、興行収入ランキングトップ10入りを果たすこととなり、実写邦画は完全に圏外に追いやられた。
これにより、アニメ映画の躍進とともに、日本の実写映画業界の厳しい現状が浮き彫りにされる形となった。現在、実写邦画の未来については、予算不足と海外展開の難しさが大きな課題となっている。
コメント:日本の映画業界が直面している現実は、まさに厳しい。『鬼滅の刃』の躍進が示す通り、アニメ映画が勢いを増す中で、実写映画は深刻な予算不足に悩まされ、海外展開の面でも明らかな差を見せている。このままでは、実写邦画は完全に置き去りにされる恐れがある。業界は、韓国映画のように国策を前提とした支援を検討する必要があるが、それには慎重な調整と多くの理解が必要だ。映画愛や文化の発展だけでは限界があり、構造的な改革こそが求められているのだ。
ネットからのコメント
1、トップ10の作品見りゃわかるが、これほどの興収を上げるにはブームとならなければ無理。
タイタニックにしろハリポタにしろ、もちろん素晴らしい作品だが当時は熱に当てられたかのような盛り上がりを見せていた。「踊る〜」もそう。テレビドラマが放送終了後に盛り上がって、SPドラマ数本を経てどんどん加熱し、映画で爆発的人気を博した。当時から「これは純粋な映画ではない」と批判もあったように、エンタメ性とフジの戦略がモノをいった。邦画でそういうのはほぼない。エンタメ性ではアニメや洋画には敵わないだろうね。踊る以外で興収100億を超えたのは『南極物語』だけ。本当に素晴らしい作品。『国宝』にはそれ以来の突破を期待している。
2、事務所パワーを排除して作られた実写映画ならヒットするように思います。WOWOWのドラマとか比較的事務所臭がしない作品はとても面白いことが多いように思います。NHKでは坂の上の雲も面白かった。出演者の人気ありきの映画ではなく実力者による映画を作って欲しいなと思います。
3、役に合っていないイケメン俳優やアイドルを主役に据えて映画作ってるうちは、邦画が最近のアニメ映画人気を超えることはないんじゃないかな。
漫画原作でいうと、舞台のほうがよっぽど原作に寄せて作ってるよ。宣伝用のビジュアルとか観ると、再現度の高さにビビるもの。
4、鬼滅の刃が成功したのは、「余計なことをしなかった」から。原作を忠実に再現し、キャスティングもプロの声優で固めた。もし、変な恋愛話とかを入れたり、某国のネタを絡めたり、ジャニタレや若手女優とかを起用してたら、ここまでヒットしなかったと思う。実写映画に携わる人達は、アニメのヒットに愚痴を言うのではなく、その点を認識するべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b9484a5746b70889e3f83019cc9c4802f702232b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]