事件概要
2025年8月3日、小泉進次郎農林水産大臣は新潟県魚沼地区を訪れ、渇水による農業被害の現状を確認しました。7月の新潟県の平均気温は平年より3.7℃高く、降水量は平年の2%にとどまり、記録的な高温少雨が続きました。これにより、米をはじめとする農作物への影響が顕著に現れ、稲の枯れなどの被害が発生しています。小泉大臣は南魚沼市役所で農業関係者からの報告を受けた後、農業用ため池やダムなどの視察を行いました。
コメント
今回の新潟での渇水被害は、単なる自然災害にとどまらず、農業における水資源の管理や災害対策の不足が浮き彫りになった事例です。高温少雨は異常気象の一環であり、農業への影響は避けられないものの、現行の水資源管理や災害予防体制が十分ではない現状は深刻です。
解決策として、まずは農業用水の効率的な利用促進が求められます。例えば、節水型の農業技術の普及や、ダム・ため池の整備と効率的な運用が必要です。加えて、異常気象に対する早期警戒システムを強化し、農家への支援が迅速に行われる体制が必要です。さらに、農業の多様化と気候変動への適応を進めるべきです。
本来、農業は自然環境に左右されるものではあるが、今後はより持続可能な方法で、環境変動に適応していかなければならないということを肝に銘じなければなりません。
ネットからのコメント
1、記録的な高温と少雨が続けば、作物に深刻な影響が出るのは当然で、稲が枯れる被害は一部だけで済むのか心配です。この状況が続けば、コメをはじめとする農作物の収穫量が減り、価格が上がるかもしれません。農水相には、現場の声をしっかり受け止め、具体的な対策を迅速に進めてほしい。農業は食を支える大切な産業です。国を挙げてサポートしていかないと、この先もっと深刻な食料不足に陥る可能性もある。政府には、少しでも早い対応をお願いしたい。
2、こういう異常気象も含めて非常用の備蓄米だった筈だが、残り10万トンまで減らして今後どうするつもりなんだろう。予定通り海外から輸入米を増やすんだろうけど。
3、日本は水が豊かと思われがちだが、決してそうでは無いらしい。国土が小さいので、雨はすぐに海へと流れ着いてしまう。降水量自体が多いのでなんとかなってはいるが、本質的には解決しなければならない問題だ。日本には建設中のダムもまだいくつかあるが、気候の変動などから渇水に悩まされる可能性のある場所を想定し、必要があれば新たなダム建設も検討するべきでは無いだろうか。
4、宮城も貯水率0%のダムで米の為に、少ない水を緊急放流して農業用水として使用している。温暖化、異常気象、日本の農業政策はどうなっていくのか?その場しのぎの政策ではダメ。主食を輸入に頼るのは論外。日本政府、農水省はよく考えなくてはいけない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/43f860b39ab2e2af4bfa2581189378a87efb69ef,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]