イランがホルムズ海峡封鎖を宣言しました。11日、イラン革命防衛隊は石油タンカーや商船を含むすべての船舶の航行を禁止し、違反船舶には攻撃する方針を示しました。背景には、アメリカによるイラン南部への連日の攻撃が挙げられ、両国間の緊張が高まっています。実際、革命防衛隊は2隻の船舶を攻撃する場面も報告されました。一方で、アメリカ中央軍はイラン南部の軍事施設への攻撃を「自衛的措置」として実施中であると発表。ホルムズ海峡は世界原油流通の約5分の1を占める重要な航路であり、この封鎖により国際的なエネルギー供給や経済に深刻な影響が及ぶ可能性があります。

国際安全保障の観点から今回のイランによるホルムズ海峡封鎖と、それを誘発したアメリカの攻撃が注目されます。しかし、原因がいかに複雑であれ、この行動は全世界を巻き込む危機を生み出しています。
まず、ホルムズ海峡は国際的な原油輸送の動脈であり、その遮断は世界規模でエネルギー供給を揺るがす危険因子です。イランの行動は、自国の防衛という正当性を主張しているものの、第三国や一般商船を巻き込むことで、倫理的に疑問を生む「超法規的振る舞い」と言えます。

こうした状況を未然に防げなかった国際法や外交に求められる課題は明確です。第一に、国連による即時的な停戦交渉の取り組みが不可欠です。加えて、国際社会は中立的な仲介者として両国の対話を確立させるべきです。さらに、全世界の輸送路を無差別に脅かす行為に対する明確な制裁基準を設定すべきです。今回の問題は、地域的な対立が瞬時に国際的な危機へと発展し得るという警鐘であり、国際安全保障の再設計が急務です。国際社会は、エゴを捨て、全体の利益を守る決断を示す必要があります。
ネットからのコメント
1、トランプ氏は物価高など国内の不満が高まる中で中間選挙を意識せざるを得ず、かなり焦っているように見えます。イラン側の時間稼ぎにも強い苛立ちを抱き、何とか交渉をまとめて戦争を終結させたいのでしょう。しかし、ここまでアメリカはこの戦争で目立った利益を得ておらず、増え続ける軍事費や原油高による経済への悪影響など、負担ばかりが大きくなっています。さらに最大の誤算は、イランがホルムズ海峡封鎖という切り札によって、超大国アメリカさえ翻弄できることを世界に示してしまった点ではないでしょうか。エネルギー輸送の要衝を握る国の影響力の大きさを改めて印象付ける結果になりました。アメリカは再び軍事行動に踏み切りましたが、事態の泥沼化は避けられそうにありません。やはり戦争は始めるより終わらせる方が難しく、武力だけでは解決できない現実をトランプ氏も痛感しているはずです。
2、ネタニヤフが始めた戦争なのだから、ネタニヤフをなんとかしないと、終結するはずがありません。諸悪の根源を問題の枠外において、重要保護生物のように扱っているおかしな構図がずっと続いてます。
イスラエルが関与する問題は、イスラエルが問題なのだから、問題であるイスラエルをどうするかということを、世界全体で考えていかないと、どうしようもないのです。
3、これはもうトランプが大統領の座から転げ落ちるまで終わらないんだろうね。もはや何の成果の見込みもない戦いに対して、プライドだけで莫大な国費を突っ込み続ける老齢の大統領にアメリカ国民は何を思っているのだろう。どうか賢明な判断を期待したい。
4、停戦報道がでた数日後にはイランが攻撃を再開し、アメリカが報復の連続ですね。今回の戦争は長期化を避けられそうにありません。むしろ、長期化させるためにネタニヤフが操作をしているようにさえ思います。戦争長期化のメリットこそが、中東問題の本質に思います。ただ、それらネタニヤフの思惑に世界経済が巻き込まれているのは事実です。ホルムズ海峡の封鎖が続く限り、日本を含め世界的なインフレはおさまりません
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1433855191b426126e73aed3cb72458ed46f15c1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]