イラン軍事当局は11日、米軍による攻撃を受け、世界有数の原油輸送路であるホルムズ海峡の封鎖を宣言した。国営テレビの報道によると、タンカーや商船を含む全ての船舶が通航禁止の対象となり、違反した場合は攻撃の標的になると警告された。ホルムズ海峡は世界の原油輸送の約20%が通過する重要な地域であり、今回の措置により国際原油価格が急騰する可能性が懸念されている。この封鎖は、米軍の攻撃との報復措置とみられ、地域の緊張がさらに拡大する恐れがある。
この事態は国際社会における深刻な異常事態です。ホルムズ海峡封鎖は、石油輸送の動脈を抑え、世界経済を直撃するリスクをはらんでいます。一国の軍事行動がこれほどの影響を秘めているのも異例です。背後には地政学的対立、軍事力の誇示といった問題が存在し、対話の欠如が現状をさらに硬化させています。
解決策としては、①国際連合を中心に海洋交通の安全確保を訴え、介入への支持を集める、②地域諸国を巻き込んだ対話テーブルを設置し、長期的な緊張緩和策を追求する、③海峡通航の共同管理など中立的枠組みを構築し、軍事的対立から経済的利益の保護へ焦点を移す。
この筋で進むのが最も建設的です。
ホルムズ海峡は世界の経済の血液のような存在です。その封鎖が招く壊滅的な影響は、恩恵を受ける誰のためにもならない。国際的連携こそが問題解決への鍵であり、資源をめぐる武力の応酬は未来を切り取り続けるだけです。
ネットからのコメント
1、戦争は始めるより終わらせる方がはるかに難しいと言われますが、まさに今がその状況でしょう。アメリカは再び軍事行動に踏み切りましたが、事態の泥沼化は避けられそうにありません。トランプ氏も物価高などへの国民の不満が高まる中、中間選挙を強く意識せざるを得ず、かなり焦っているように見えます。イラン側の時間稼ぎにも強い苛立ちを抱え、何とか交渉をまとめて戦争を終わらせたいのでしょう。しかし、現時点でアメリカはこの戦争で何も得ておらず、巨額の軍事費や原油高による負担ばかりが目立っています。最大の誤算は、イランがホルムズ海峡封鎖というカードで超大国アメリカを揺さぶれることを世界に示してしまった点ではないでしょうか。エネルギー輸送の要衝を握る国の影響力の大きさを改めて印象付ける結果となりました。
力だけでは解決できない現実を、トランプ氏も痛感しているはずです。
2、コロナの時も劇的に社会が変わりましたし、これもなんか似た様な感じを受けますね。脱石油社会の兆候ですかね。まぁプラスチックとか石油が必要な場面はありますけど、石油の依存度を減らしていく布石ですかね。。
3、停戦報道がでた数日後にはイランが攻撃を再開し、アメリカが報復の連続ですね。今回の戦争は長期化を避けられそうにありません。むしろ、長期化させるためにトランプやネタニヤフが操作をしているようにさえ思います。戦争長期化のメリットこそが、中東問題の本質に思います。ただ、それら両国の思惑に世界経済が巻き込まれているのは事実です。ホルムズ海峡の封鎖が続く限り、日本を含め世界的にインフレはおさまりません
4、イランには2つの政治勢力がありひとつは停戦を望む議会派でもうひとつが宗教と暴力で国民を支配し米国と戦争を続けるイスラム革命防衛隊だ。イランはイスラム最高指導者を頂点とする宗教独裁国家でありその直下にあるイスラム革命防衛隊が実権を握っている。
いくら議会派が米国と停戦交渉を進めても最終決定はイスラム最高指導者のOKが必要なため何度もちゃぶ台返しをされてきた。イスラム革命防衛隊という過激な暴力組織を解体しない限り停戦は無理だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5122353d10a1e1978c78f288675e2fcc6a35db91,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]