事件概要
兵庫県に住む50歳の会社員、ゆうこさん(仮名)は2024年7月に首にしこりを発見し、病院で「がんの疑い」を告げられました。その後の治療で中咽頭がんと診断され、放射線治療を受けるも後遺症や体力低下に苦しみました。復帰を目指した職場では、上司や同僚から病気への配慮が乏しく、「病気を言い訳にするな」といった雰囲気が皆無でした。治療と仕事の両立に悩み、最終的に2025年10月に退職。現在はキャリアコンサルタントとして新たな道を歩んでいます。国は病気と仕事の両立支援を企業に求めていますが、実際の企業側の対応には課題が多く残っています。

コメント
働く世代が病気を抱えながら生きていく現状に対策が追い付いていないことは明らかです。
ゆうこさんの経験から浮き彫りになるのは、日本の職場文化に深く根付く「自己責任論」と「タフさの美徳」です。病気で在職中も復職後も十分な配慮がなされず、個人に責任を押し付ける雰囲気の中で“孤立”していく社員が後を絶たない状況は異常と言わざるを得ません。

問題の本質は、制度の欠如と企業文化の硬直性にあります。まず、企業が病気による働き方の変化や後遺症を考慮した支援策を準備すべきです。第二に、相談窓口の整備や、産業保健センターとの連携を義務化することで、病状を気軽に相談できる環境づくりが必要。さらに、精神的なケアを含む伴走の仕組みを導入し、病気を抱える社員が孤立しないよう努めるべきです。

がんを患った社員が辞職せざるを得ない構図は、企業にとって単なる損失であり、社会全体の悪です。病気との両立支援が当たり前の社会へと早急に移行するための努力が求められています。この転換こそが、個人の幸福と社会的インクルージョンを両立させる鍵です。
ネットからのコメント
1、大企業とスタートアップと両方経験したからわかるけど、大企業なら一人長期療養入っても何とかなるんだけど、少人数だとあてにできない人がいると困るというのが本音。いるかいないかはっきりしてって思ってしまう。会社に守られているというのは、会社に守るだけの余力があるから。会社に余裕がなければ会社ごとなくなってしまうんだよ。優しさとは、余裕があるものにしか持てない特権だと知った。
2、高所得者のがん治療での自己負担額が高過ぎるのも何とかして欲しい。高額療養費制度を利用しても、高収入(年収約1,160万円以上)の場合、月々の限度額が約25万円とかなり高めになる。そのため、短期集中治療では「払える」ものの、長期化すると家計圧迫が深刻化してしまう。
しかし、生活保護受給者は、高額療養費制度を利用してすら医療費の自己負担が全額免除される。頑張ってきた仕打ちがコレでは本当にやり切れない。
3、実際に何か言われたわけじゃないのに、本人の話だけで職場が悪みたいな書き方されて公平性無いね。ガンになって休職中に受けれる手当や支援なんて自分が職場に連絡して教えてもらうものだよ。会社は親じゃ無いんだから、自分が何もしないでも何でもかんでも世話してくれる場所じゃ無い。あとは、ガンの治療時の休職はよくあるけど、疑いの時点で休職する人は一般的じゃ無いと思う。なんだか読んでてよくわからない内容だね。
4、会社は労働力と引き換えに対価(お金)を払ってくれる場所で、あたたかく親身になって問題を解決してくれるところではない。それでなくとも昔よりは雇用される側に有利な契約となっているし、会社側からしたら損失は最小限に抑えたいはず。会社側から手を差し伸べてもらうのを待つのではなく、自分から必要な情報や手当をもらいに行かなれば何もしてくれないと思って行動したほうがいい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d1a29f5204dea1df6c2d82c344472a8828c01ae8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]