2025年7月25日、米航空宇宙局(NASA)の広報担当者は、同機関の全職員の約20%にあたる3870人が退職予定であることを明らかにしました。この人数は今後、変動する可能性があるとされています。NASAの残りの職員数は約1万4000人です。この退職は、同機関の人員配置に大きな影響を及ぼす可能性があり、今後の航空宇宙計画に対しても懸念が広がっています。
【批判型】
NASAの今回の大規模な退職発表は、航空宇宙技術の進展と公的機関の安定性に深刻な影響を与える可能性があります。約3870人の退職は、単なる人員削減に留まらず、政府機関としての責任や国の科学技術の基盤に疑問を呈する重大な問題です。
根本的な問題は、科学技術分野における待遇やキャリアの不安定さ、そして予算削減が背景にあると考えられます。政府の予算削減が続く中、専門職に対する支援が不十分であることは、これ以上の人員流出を招くだけです。また、長期的な職業発展の機会が減少している点も、若い世代の優秀な人材の流出を加速させる原因です。
解決策としては、まずNASAを含む政府機関の予算を増額し、安定した職業環境を提供することが急務です。
次に、特に優秀な人材を引き留めるために、業界内の競争力のある給与と福利厚生を提供する必要があります。そして、職員のキャリアパスを明確にし、成長と教育の機会を提供することで、次世代のリーダーを育成すべきです。
最終的に、国の未来を担う航空宇宙分野の発展に対し、政府は本気で取り組むべき時です。
ネットからのコメント
1、DOGEの影響だと思うが、トランプはやたらラストベルト保護に偏重していて先端分野への関心が薄いように見える。未来技術に疎い年寄りが、車なんかいらん!馬車を持ってこい!と言ってるかのようだ。一方で、FRBには利下げを強要しており、インフレどうすんのという状況。限界右翼政策が、国をボロボロにしかねないと思う。
2、原因は予算の減少かな。元々NASAは日本のJAXAの予算より0の桁数が違う大組織。それでもJAXAはNASAにはできないこと、つまり低予算でもそれなりの技術を積み重ねることでNASAの力業を超える実績を出してきた。これから先、NASAにJAXAに学ぶ機運が生まれれば世界は変わる。予算が減らされたとしてもJAXAとは桁違いなんだから。
頑張れNASA\(^O^)/
3、国際宇宙ステーションの維持や寿命による運用停止に支障ないのかな?NASAの優秀な人材であればヘッドハンティングするのはどうかな?
4、トランプはアメリカを衰退させるための下地を作っているようにしか見えなくて、実はロシアや中国の手先だったり、なんて思ってしまうほど素人目にもアメリカを衰退させてしまうのが目に見えることを次々と繰り出している・・・まあ自分の支持層だけにアピールするため、というのが本当のところなのかもしれないが・・・
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/51084ab73a7a408fb4e82f85f96b8e268ef5b250,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]