北アルプス常念岳で、松本市に住む32歳の女性が倒れているのが発見され、死亡が確認されました。事件は28日午後3時半過ぎ、標高約2450メートルから2650メートルの常念乗越周辺で発生し、通りかかった登山者により発見されました。彼女は29日午前8時半過ぎに岐阜県警のヘリコプターで救助されましたが、その後死亡が確認されました。

所持品や家族の話から身元が特定され、彼女は単独で登山していたと見られています。発見時、彼女は軽装でアイゼンを着けていませんでした。警察は引き続き登山ルートなど事件の詳細を調査中です。

このような痛ましいニュースが届くと、胸が締め付けられる思いです。登山の魅力が大きい反面、やはり自然の厳しさも忘れてはいけません。今回の女性がどんな思いで山に向かわれたのかは分かりませんが、その勇気や情熱は尊重されるべきものです。個人の自由を大切にしつつ、やはり安全には最大限の注意を払いましょう。私自身も、似たような状況で焦りや無防備になりがちなところを振り返り、改めて慎重さを心に刻むことができました。辛いニュースではありますが、彼女の無念を忘れることなく、私たちは一層安全に留意して前に進むべきです。今後の登山に対して、少しでも安全意識を高めていきましょう。

ネットからのコメント

1、北アルプスの降雪期に常念に軽装、アイゼンなしで乗越まで行けることが驚きです。寒かったろうし滑るだろうし。詳細はわかりませんが良く登れたなって、きっと痛いくらいの寒さだったと想像します。ご冥福をお祈り致します。

2、この場合の軽装とアイゼンなしがどういう状態かによる。夏山装備で携帯すらしていないのと、雪山の日帰り装備でザックにはあったのとではまるで意味が違う。

3、地元の方ならこの時期にアイゼン、ピッケル無しで常念へ行ったらどうなるかわかるはず。どんな気持ちで登山へ向かったかと考えると言葉になりません。ご冥福をお祈りします。

4、軽装でアイゼン無しでは常念小屋までは登れません。夏でも登山口から四時間はかかる…まして冬の常念は雪が数メートル積もります。冬季小屋に荷物とかないのかな？不思議な亡くなりかたですが、常念小屋の冬季小屋に女性の荷物があれば…そこで軽装になって表に出たという事なのか…哀しいですが