この記事では、和田秀樹氏が老後資金の蓄えに対する一般的な考え方に異を唱えています。彼は「老後に2000万円が必要」という主張について、実際にはそれほどの資金を貯め込む必要がないとしています。年齢を重ねると、旅行や高級レストランなどにお金を使う機会が減り、年金や国の保険制度で十分に生活できることが多いと指摘します。さらに、施設入居費用も個室でなければ年金内で収まることが多く、認知症や介護状態になった場合でも実際の費用負担は大きくないと述べています。
そのため、彼はむしろ若いうちに自分の楽しみや経験に投資し、思い出を豊かにすることの重要性を強調しています。

人生100年時代における老後の資金計画に関する和田秀樹氏の視点は、多くの人に新たな考えを提供します。彼は、過剰な貯蓄が幸福を妨げる可能性を指摘し、若いうちに多くの経験をすることを推奨しています。生活保障という目線から言えば、過度な貯金は確かに安心感を提供するかもしれませんが、現実にはそれが生活の豊かさに直結するわけではありません。さまざまな年齢層に対して、今を楽しむための資金管理がいかに重要かを説いています。和田氏の考えを取り入れ、老後だけでなく現役時代からお金の使い方を見直してみることが、一つの選択肢かもしれません。
ネットからのコメント
1、老後2000万貯めなくても大丈夫だと言えるのは、現役時代高給取りで年金が月25万くらいはあり、大きなリフォームの必要がない持ち家で、健康と人間関係に恵まれた人だけだと思う。
高齢になりすぎる前にやりたいことにお金を使うことには賛成だけど。
2、私は長く福祉業界に携わって多くの高齢者と接していますが、健康寿命が長い方に多く見られる特徴は何かしらの運動をされている事、何かしら社会と接点があること(働いておられる方が多い)、後は知的好奇心です。 最近、幼少期、学生時代の体験が叫ばれていますが、何故必要かと言えば、長い人生老後に活きてくるからかなとも思っています。別に特別な体験で無くても良いのですが、旅行でも音楽でも何かしら昔体験した方、学生時代に読書が好きな方は高齢者になっても知的好奇心が衰えないし、部活経験がある方は何かしらの運動習慣やスポーツ観戦が好きだったりする。皆さん、幼い頃好きだった事が種となって、現役時代は忙しくて目を向けて無かった事も、高齢者になってから芽が出て、その好奇心に支えられてる事が多いです。 こうやってみると人生って続いてるし、自分の好きな事を大切にするってどんな時でも大事な事んだなと。
3、確かにある年齢まで行くと体力がてきめんに、衰えてきますね今まで、何の気なしに出来ていたものが出来なくなってきましたもの!矢張り適度な運動は必要かも!腰の痛みも身体をそらせてあげれば、私はまだ回復しますし体操をサボってるとてき面に腰の痛みが治るのに時間がかかります!運動は最期まで必要不可欠かも?なにお金なんてかけなくたって、自分で勝手に運動してれば御の字かも♬身体が元気頭も元気なら施設に行かなくて済むしね!自分の幸せは自分でつかむ!
4、この記事で気になるのは介護施設入居のところだ。将来は介護施設が余ってるはずというのは信用できるのだろうか。ロボットが介護してくれるので費用も安くなっているというのは本当だろうか。将来設計に組み込める精度の話ではないと思う。そして大きいのが介護施設。今は特別養護老人ホームに入るのはなかなか難しくて、在宅介護でしのいでいる方がたくさんいる。特別養護老人ホームに入れたらお金についてはまずは安心だ。しのぎ切れない場合はさらにお金はかかるが民間の介護施設に入ることになる。この民間の介護施設の費用がとにかく高い。少なくとも今は高い。普通のサラリーマンが自分の老後に備える場合にこの民間介護施設を計算に加えると、とたんに必要金額が上がってしまう。現実的にはギリギリまで節約することになる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4b78887ec9aeb246f9a7c2c41cf1b95f673a35a2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]