2025年7月26日(日本時間27日)、アロルディス・チャップマン投手(レッドソックス)が、将来的に日本のプロ野球に移籍したいという意向を表明した。ボストンの本拠地で行われるドジャース戦前に報道陣の取材に応じ、「1年くらい日本でプレーしてみたい」と述べ、日本の野球の違いや質の高さに興味を示した。
チャップマンは世界最速170.3キロの速球を持つ37歳で、今季は43登板で3勝2敗、17セーブ、防御率1.34という好成績を記録している。また、今夏のオールスター戦にも選出された。キューバ出身の同世代選手から日本プロ野球の話を聞いた経験があるという。契約は1年1075万ドル(約16億円)で、オフにFAとなるが、メジャーでの将来については「速い球はまだ投げられる」と自信を見せた。
チャップマンの発言は、日本のプロ野球への興味を示すものであり、現状のメジャーリーグとの違いを強調しています。しかし、これを一過性の興味に終わらせることなく、真剣に議論すべきは、メジャーリーガーが日本に来る理由が国内プロ野球の深刻な問題を示唆している点です。
問題の本質は、MLBと比べて日本プロ野球の選手層や競技環境が依然として国内ファンや経営側によって改善されていないことです。競技の質を高めるためには、選手の待遇改善やインフラの充実が必要であり、特に外国人選手の受け入れ体制をよりプロフェッショナルにすることが急務です。
解決策としては、1) チームのサポート体制の強化、2) 国内選手と外国人選手の融合を進めるための文化的な理解とコミュニケーションを促進するプログラムの導入、3) 経済的な待遇の向上が挙げられます。こうした改革を進めることで、日本プロ野球の魅力はさらに高まり、メジャーリーガーたちが本気で選択肢の一つとして日本を考える時代が来るでしょう。
ネットからのコメント
1、半分日本メディアへのリップサービスだろうし、現実的にチャップマンが来るのは球速が落ちてきた頃になってくると、40過ぎてからとかになっちゃう。チャップマンのすごいのはここまで豪速球を投げ続けているのにヒジ肩の大きな故障がないこと。去年だったかマチャドの膝元に104マイル投げたシーンは強烈だった。
2、09年のWBCでキューバ代表のチャップマン見た時はマジでたまげた。世の中にはこんな化け物がいるのかと、こんなの初見で打てる選手もまた化け物なんだとプロの選手を改めて尊敬したのを思い出すなぁ。日本に来るかもしれないのか、今の実力云々は抜きにしても見たいですね。
3、日本でプレーしたいと言う真偽はともかく、そう言ってくれることは日本人として嬉しい。30代半ばでこれだけの球速を投げられることもすごい。個人差はありますが、同学年のマエケンやマー君は衰えが激しいのに。何歳まで投げるのか、興味はあります。
4、メジャーにくらべたら年俸は安くなりますが、NPBって中々魅力ある。メジャーにくらべて移動距離は短いし、試合数も少ない、ドームが多いから天候に左右されにくいし、客もそこそこ入る。日本は飯美味いし、治安も悪くないし。そう考えるとメジャーの選手がセカンドキャリアに日本を選択肢に入れるのもうなずけるなぁ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/96c54db637e20267615656367a14d0c860cb54e7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]