2025年7月25日、北海道では猛暑が続き、特に北見市で37度、遠軽町で37.2度、帯広で36.1度と記録的な高温に達しました。北見市は5日連続、帯広は4日連続で猛暑日となり、市民はエアコンがない中で扇風機を使い、風通しをよくしてしのいでいました。一方、鹿追町では23日から高齢者向けに、エアコンのない家庭に職員が送迎するクーリングシェルターサービスを提供。
25日には13人が利用し、涼しい室内で過ごしました。猛暑による健康被害もあり、消防によると25日には少なくとも58人が熱中症の疑いで病院に搬送され、85歳の男性が重症となりました。
このような極端な暑さが続く中で、地域による対応には明確な差が見られます。北海道という地域がかつて感じたことのない暑さに直面し、エアコンの未整備が大きな問題となっています。特に高齢者や身体が弱い人々にとって、夏の猛暑は命に関わる事態を引き起こしやすいのです。しかし、問題は根本的に解決されていません。
まず、自治体が提供する一時的なクーリングシェルターのような対策は確かに助けになりますが、恒久的な改善策が必要です。エアコンの設置支援を行うべきであり、特に高齢者や低所得者層への補助金制度を整えることが急務です。
さらに、公共施設や行政の施設内での冷房設備の充実も必須です。
また、企業によるスポットクーラーの販売急増は、急場をしのぐために重要ですが、値段が高く、すでに品薄状態になっていることが示すように、個人任せの対応には限界があります。国や自治体は、社会全体でこの問題に取り組むための仕組みを構築するべきです。
地球温暖化が進む中、このような異常気象は今後ますます深刻化するでしょう。行政はもっと積極的に、持続可能で公平な方法で暑さ対策を進め、特に弱者に対して十分な支援を行うべきです。
ネットからのコメント
1、全ての部屋にエアコンつけています。本当はそこまで要らないけど、故障した時に命に関わるレベルの暑さの日が増えたから。あとまとめ買いの方が安いけど、購入時期もずらして、修理や交換時期もずれるようにしています。もう夏はエアコンがないと1日ですら安全に過ごせない。
2、北海道の鹿追町の町長 福祉課長賞賛に値する素晴らしい活動ですエアコンがない高齢者世帯を送迎して冷房があるシェルターに送迎する活動高齢者の生命を考えた活動の考えかたは本当に素晴らしい活動だと考えています各地域の行政都市もね もっと県民や市民の生活を考えて生活向上の政策活動をしなさい
3、去年の夏は、来年の夏は今年よりも暑くなるとは思ってたけど、北海道がここまで暑くなるとは思ってなかったな。来年の夏は、どうなるんだろうな。人間が思ってる以上の、かなりのハイペースで、地球が高温化してるね。
4、85歳の高齢父親が今月上旬に体調を崩して、採血検査て腎臓数値が悪く 脱水による急性の腎臓障害だった、点滴で回復して3日前に退院 何度も促していたが高齢者なのでどうしても、水分不足の感覚が鈍い 予想外出費は痛いが、 熱中症ドリンク150本、麦茶150本、計300本大量買いして、山積みにして、飽きないように、熱中症ドリンクは複数の種類を混ぜて置いてきた 目の前に山済みであれば、飲みやすいだろうから 猛暑が続く間は、補充繰り返して、水分の補給を徹底させるしかないと思っている、熱中症対策のゼリー系も追加して 腎臓全く問題なく、腎臓系数値が悪いなんて一度も無かった、つまり、今年の長期猛暑は、高齢者なら誰でもなる可能性が高い これ、年金生活のみで、生活ギリギリ高齢者は山程いるだろうから、 高齢者の熱中症や脱水で、何万人の単位で、異常なほどバタバタ倒れるぞ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c68ef2a374654dfba201dcc6d607e5e4514068ee,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]