2023年12月25~26日、名古屋市内などで発生した女性2人殺害事件で、殺人罪に問われた住所不定・無職の曽我春暉被告(28)に対し、名古屋地裁は7月10日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。被告は同居女性(当時30歳)を自宅浴室で水中に沈めて溺死させ、別の女性(当時20歳)を名古屋市中村区のカラオケ店で包丁により複数回刺して死亡させた。裁判では責任能力が争点となり、弁護側はうつ病による心神耗弱を主張していた。

二人もの尊い命が奪われた事件で、被害者や遺族が受けた苦痛は計り知れない。犯行の残虐性を前に、社会として「なぜ防げなかったのか」という問いを避けてはならない。精神状態をめぐる議論は必要だが、それが被害の重大さを薄めたり、加害者側だけに焦点が当たりすぎたりすれば、被害者の存在が置き去りになる危険がある。
本質的な問題は、危険な兆候を早期に把握し、深刻な状態にある人を適切な支援につなげる仕組みが十分機能しているかという点にある。
今後は、①精神疾患を抱える人への継続的な相談・治療体制の強化、②周囲が異変を通報・相談できる窓口の整備、③再発防止に向けた司法と医療の連携強化が必要だ。
命を奪った後で制度を見直すのでは遅すぎる。守るべきは加害者の事情だけではなく、何の罪もない被害者の未来である。人権を語る社会だからこそ、最も守られるべき命を失わせない仕組みを優先すべきだ。
ネットからのコメント
1、女性2人の命が奪われた結果の重大さを考えると、無期懲役という判決は決して重いとは言えないと感じます。精神疾患があることと、事件当時に責任能力があったかは別の問題で、うつ病だから重大事件を起こすという誤解が広がるのは避けるべきですし、安易に刑を軽くする理由にもならないと思います。心の病気を理由に罪を逃れようとしているように見えて、被害者やご遺族のことを考えると本当にやりきれない気持ちになります。被害者の無念を思うと、これくらい重い罰は当然だと感じます。
2、殺人事件の判決が、最近とみに加害者側に甘すぎる気がしてならないこの事件も二人殺害で無期懲役とは、市民目線で見た裁判員裁判の判決とは思えない最近のえん罪事件の影響かもしれないが、量刑を争うような裁判で厳罰化を避けているなら、この先も凶悪犯罪が減少することは望めないだろうと思う
3、何の落ち度もない女性二人を、自分の会社の経営が上手くいっていなくて、人生放り投げたくなったっていう自分勝手な理由で奪っておいて、この人はこれから先寿命が尽きるまで生活保障されるんだ。理不尽すぎるし。亡くなった女性の方達、溺れさせられて苦しい思いをしながら、何箇所もいきなり刺されて痛い思いをしながら、なんでこんな事をされているのか訳がわからなかっただろうな。それなのにこんな判決が下りるなんて。彼女たちが見ていたら、ますます訳がわからないだろうな。自分たち二人の命って、この男の命よりも軽いのかって。
4、心神喪失状態だから、精神疾患だから、未成年だから、で減刑や無罪になっては被害者が報われない。日本の司法制度は加害者に甘すぎるし、被害者にはやたらと厳しい。モラルが完全に崩壊している「モンスター」は少なからずいる訳で、被害に遭ってからでは遅いし、被害者は大概、救済はされにくいのが実情。勿論、余りにも酷い場合に民事で相手を訴える手もあるが、労力や手間を考えると、現実には泣き寝入りするしかない場合がほとんど。
「やったもん勝ち」や「イジメたもん勝ち」はおかしいし、被害者や被害者家族のサポートはもっと充実させるべきだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6e41bdfbd2c4a41965f6dc1d8735af0555bac12c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]