日本航空(JAL)が5月23日、客室乗務員2名の飲酒規定違反で批判を受けました。広島発羽田行きの便で1名がアルコールを検知され乗務交代となり、42分遅延が発生。同僚の指摘や規程の検査を無視した背景には、アルコール規定の軽視や虚偽報告がありました。国土交通省は「厳重注意」とし、安全管理システムの欠陥を指摘。JALは役員報酬減額を含む処分を実施し、再発防止策を発表していますが、過去の類似事例から根本対策の不備が問われています。

今回の問題は、安全より組織の保身が優先される体質の根深さを浮き彫りにしました。再三報告があったにもかかわらず隠蔽を図り、乗務前検査の規定を軽視した行動が、結果的に不必要な遅延と利用者への不信感を招きました。このような事態が頻発する背景には、規制遵守の文化醸成が不十分であることが挙げられます。

第一に、社内検査を運用規則に頼るのではなく、第三者機関のチェックを義務化すべきです。第二に、加害者本人に限らず、隠蔽や虚偽報告を許容する管理層の連帯責任を追求する体制を構築する必要があります。第三に、安全意識を従業員に浸透させるため、現場重視の教育を段階的・常態化させることが重要です。
社会的信頼を預かる航空業界において、「安全ありき」の姿勢を失えば、その存在意義さえ揺らぎかねません。JALは見せかけの反省ではなく、構造改革を断行すべきです。利用者が不安を抱えずにサービスを受けられる日常を取り戻すために、徹底的な対策を期待します。
ネットからのコメント
1、JALは御巣鷹の事故を風化させないよう、旅客の安全を第一に考えるスタンスだったはず。それでもそんなことはお構いなしに社内規定を超えた飲酒により、運航便を遅延させてしまうような社員(50代のチーフパーサー)が解雇処分という思い処分を受けたことは良かったと思います。どうかLCCなど他社の客室乗務員として復職しないことを願いたいです。
2、頑張ってチーフになって、こんな事でクビ人の上に立って指導する立場の人がねぇ話では、話が弾んで飲み過ぎたみたいなパイロットでは無いが、大事なスタッフの一員、私生活でもそれなりの引き締めが必要なお仕事なんですよね一般企業でも飲酒のコンプライアンスはかなり高く、ほとんどが、飲酒運転は理由如何に関わらず、即解雇となってます企業人でなくても、当たり前です気を引き締めていきましょう
3、飲酒問題に関してJALは機長の時も謝罪して再発防止を徹底すると明言しておきながら、今回のCAの飲酒問題が発生するとは、社内の統制や管理がなっていなかったということです。口では再発防止と言っていても実行が伴わなければ、それはもう信用が失墜したものと見なされます。JAL役員の責任の形は、減給だけでなく降格も必要ではないでしょうか。
4、以前発表された報告書に書いてありましたが、ようするに、Aが年上・役職上のお局CAだったため、若い後輩があまり強く言えなかったという話ですね。どこにでもある問題だなぁ。上の人ほど規則は厳守しないと、結局組織が崩壊する。>客室乗務員Aに検査を促した4人は、Aが監督するグループのメンバーではなく、今回の便で同乗する客室乗務員だったが、Aは年上で職位も上の先任客室乗務員だった。中野本部長は、ほかの客室乗務員が繰り返し検査を促した一方で、Aをバスに乗せない、空港へ行かせないという行動にまでは踏み込めなかった背景として、「権威勾配と言われても仕方のない状況があった」と述べた。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4bb0d822c7ce7da6123232547d72da2bc94744db,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]