田中真紀子元外相が日本テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、高市早苗内閣の発足から2ヶ月を迎えたことに関連して、高市首相について批判的な見解を示しました。田中氏は、内閣の支持率が高いことに驚きを示し、中国が台湾発言に対して激しく反発している情勢を踏まえ、高市総理の外交認識と発言の重要性が十分理解されていないと危惧しました。

田中氏は、発言の撤回が難しい状況で、高市氏が自ら中国に対して納得のいく説明を行うべきだと主張し、さらには総理としての資質や周囲の支援体制に疑問を呈しました。中国との関係改善を迅速に行わなければならないと、田中氏は現政権に対する不満を述べました。

高市首相の外交に関する不用意な発言が、日中関係の緊張を生み出している状況は、国の外交政策の脆弱さを露呈しています。元外相の田中真紀子氏が指摘するように、首相としての外交経験が不足し、発言の重みを十分に認識していないことが大きな問題です。まず、高市首相は、中国を含む近隣諸国との対話を強化し、慎重なコミュニケーション戦略を確立すべきです。また、国内外の政策ブレーンや専門家との協力体制を構築し、的確なアドバイスを受けることで、政治的判断の質を向上させるべきでしょう。

さらに、透明性のある政策説明を行い、国民が政府の立場を正確に理解できるよう努めることも重要です。現在の日本は、国際社会における信頼を維持し、安定した外交関係を築くための繊細な取り組みが求められています。この状況を放置しておけば、さらなる国際的な孤立を招く可能性があり、日本の未来に影響を及ぼす恐れがあるのです。

ネットからのコメント

1、田中真紀子氏の発言を読むと、1970年代の外交感覚のまま時代が止まっている印象を受けます。台湾情勢は日中共同声明の時代とは全く違い、中国の軍事力は当時の数十倍、台湾海峡の緊張は構造的に深まり、日本のエネルギー・海運・安全保障に直結する問題です。首相の発言を「不用意」と切って捨てる前に、現実がどれほど変わったかを認識すべきではないでしょうか。また「中国を納得させる発言をすぐにすべき」と言いますが、相手が圧力のために反発している時に、日本側が先に譲歩するのは逆効果です。国際関係は1970年代の友好ムードではなく、抑止と国益を軸に動いています。批判よりも、今の情勢に即した分析をしてほしいというのが率直な感想です。

2、かつては真紀子フィーバーも今は昔で、どうも過去を美化するコメンテーターになってしまった感があります。考えれば外相の時が最盛期でその後の民主党政権時の文科相ではもはや過去の人でした。最後には選挙で落選して政界引退された以上、こういう方は後輩を応援するという気持ちに何故なれないのかいつも不思議に思って見ています。

3、こんな人をテレビ出演させること事態が間違っている。日本国民を誤った道へ誘導するつもりか?世界の共産軍国主義国家と宥和しようなんて考えるだけで恐ろしい。1930年代、イギリスの首相チェンバレンがナチスドイツに宥和政策をしたのが第2次世界大戦勃発の原因になったのだ。中国は日米豪台比印新と欧州で協力して封じ込めなければならないのが現代世界の課題だ。

4、申し訳ないが、もう時代が違う。そもそも鳩山さんや田中さん、小澤さんは余計な事を喋りすぎる。彼らの時代に良かった事なんてありましたか？？？何かにつけて文句言いたい姿勢は相変わらずで、その結末がいまの立憲民政党でしょ？いまの自民党が素晴らしいとは言わないが、高市総理にだけは期待したいという国民の支持なので、ご高齢の元政治家さん達には黙って余生を過ごして欲しいです。