東京都調布市の鉄道敷地遊歩道に設置されたベンチは、一見普通に見えながら、実はスマートフォンを置くだけで充電が可能な非接触充電機能を備えています。このベンチは、遊具などを製造する「コトブキ」が手掛けたもので、太陽光パネルによる蓄電機能を持ち、災害時のライフライン提供も考慮されています。昨年10月から販売開始され、価格は背もたれなしで約30万円、ありで約35万円。
スマホを4台程度充電可能で、全国に約30台設置されています。特定のXユーザーがこのベンチを発見し、SNSに投稿したことで話題を呼び、「魔法みたい」「便利」といった声が広がっています。

このニュースは、技術革新が私たちの生活をどのように変えているかを象徴していますが、便利さの追求が安全面や倫理面での課題を生む可能性も見逃せません。まず、こうした公衆設備は堅固なセキュリティ対策が求められます。不特定多数が使用することで生じるプライバシー問題や機器の不正利用リスクについては厳しい監視と対策が必要です。そして、経済的な観点からも実用性が問われます。この種の技術が広がるためには、多くの自治体にとってのコストパフォーマンスが明確であるべきです。最後に、災害対策としての有用性が強調されていますが、その効果が最大限発揮されるためには、社会全体での利便性向上に向けた包括的なプランを持つことが重要です。
私たちは未来の利便性と安全性のために、これらの挑戦を積極的に乗り越えていく姿勢が必要です。
ネットからのコメント
1、とても面白いと思います。そもそもこれ、夜間に自動で光るみたいですね。その蓄電能力をスマホ充電にも、という副産的な発想と思われます。もともと普通のベンチなども開発しているメーカーなので、実用性も練られているようです。条件など明示されており置ける場所は限られるかもしれませんが、とても良い取り組みだなと思いました。
2、良いアイデアだと思うが、不必要な行政サービスだと思う。多分1年も経たないうちに心ない人に破壊されてあるいは 持ち去られて使えなくなってしまうのがオチです。せっかく 税金をかけて整備するのであればトイレの屋根にでもソーラーパネルを置いて 発電して、常日頃 夜間の照明とかに使用しておくのが良いと思うもちろん 災害時には非常用電源として利用できるようにしておけば良いですね。
3、なんか批判的な書き込みが結構あるけど、設置スペースを増やさずに、ベンチ自体が太陽光パネルであることに価値があるんじゃないですかね?スマホの充電は用途の一例であって。
4、非常時だけなら賛成ですが、平常時は使えないようにしないと外国人観光客や生活保護受給者に使いたい放題使われると思います。公園設計をしている者ですが、通常のベンチなら20万割安です。現役世代が減る中、維持管理費もかかるし非常用だとしても費用対効果が重要だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e0abf86d7f28c8d4013bf16223383a8fde6c23c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]